最悪の切り札! グルメ界の怪物“ニトロ”
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……クッキングフェスを襲ったスタージュンを迎え撃つトリコ。続々と襲いかかる美食會の一団に対し、料理人たちやグルメ騎士(ナイト)、グルメマフィアが応戦する! 戦場と化したフェス会場に、さらなる危機が迫る!
そしてトリコは、技のフルコースをスタージュンにお見舞いしようとしていた!
☆☆☆☆☆
「技のフルコースか……シバの兜を割ったのは、言わば前菜と言ったところか……。ならば、じっくり味わってやるとしよう。――メインまで持つかな?」
キィンッ! キィンッ!
「お前がな!」
……不敵に笑うスタージュンに対し、トリコは両手を擦り合わせて金属音を鳴らして構えた。
「フライングフォーク!!」
トリコが飛ばしたフライングフォークをスタージュンは真正面から受け、背後の山まで吹っ飛ぶと砂塵が舞った。
「さらにこいつをくらえ! うおおぉぉおおお……!!」
続いてトリコはグルメ細胞のオーラを放つと、両隣に通常サイズの何十本のフォークを束ねて日本の巨大なフォークを作り上げた。
「ツインキャノンフォーク!!」
二つのキャノンフォークを発射させると山はさらに崩れる。トリコはスタージュンの姿が見える前に自分から歩きながら向かうと……。
「!」
なんと山の中に埋まったと思ったスタージュンが、いつの間にか自分のうしろにいたのだ。それまで全く気配がしなかったため、トリコは目を見開いて驚いた。
「フッ」
「うおおおっ!」
ドッ! ドッ!
すぐに振り向いたトリコが拳をスタージュンの胸にくらわすと、スタージュンもまたトリコの胸に拳をくらわした。
「ぐっ……!」
「がっ……!」
「「ハァ…ハァ…ハァ……」」
この攻撃は互角だったようで、トリコとスタージュンはほぼ同時に声を上げる。お互いの拳はまだお互いの胸にくらったままだが、スタージュンはふと話しかける。
「トリコよ……思い出すな」
『遅い……』
『っ……!』
『臨戦態勢に入るまでに0.5秒……軽く十回は死んでいるぞ』
スタージュンの脳裏に浮かぶのはIGO立入禁止区にある『Bar Meria』で再会したときだ。思えばあのときがトリコとスタージュンが初めて生身で対峙したときでもある。しかし修業中とはいえ、トリコはスタージュンとの実力差が圧倒的だった。
そしてトリコは、技のフルコースをスタージュンにお見舞いしようとしていた!
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「技のフルコースか……シバの兜を割ったのは、言わば前菜と言ったところか……。ならば、じっくり味わってやるとしよう。――メインまで持つかな?」
キィンッ! キィンッ!
「お前がな!」
……不敵に笑うスタージュンに対し、トリコは両手を擦り合わせて金属音を鳴らして構えた。
「フライングフォーク!!」
トリコが飛ばしたフライングフォークをスタージュンは真正面から受け、背後の山まで吹っ飛ぶと砂塵が舞った。
「さらにこいつをくらえ! うおおぉぉおおお……!!」
続いてトリコはグルメ細胞のオーラを放つと、両隣に通常サイズの何十本のフォークを束ねて日本の巨大なフォークを作り上げた。
「ツインキャノンフォーク!!」
二つのキャノンフォークを発射させると山はさらに崩れる。トリコはスタージュンの姿が見える前に自分から歩きながら向かうと……。
「!」
なんと山の中に埋まったと思ったスタージュンが、いつの間にか自分のうしろにいたのだ。それまで全く気配がしなかったため、トリコは目を見開いて驚いた。
「フッ」
「うおおおっ!」
ドッ! ドッ!
すぐに振り向いたトリコが拳をスタージュンの胸にくらわすと、スタージュンもまたトリコの胸に拳をくらわした。
「ぐっ……!」
「がっ……!」
「「ハァ…ハァ…ハァ……」」
この攻撃は互角だったようで、トリコとスタージュンはほぼ同時に声を上げる。お互いの拳はまだお互いの胸にくらったままだが、スタージュンはふと話しかける。
「トリコよ……思い出すな」
『遅い……』
『っ……!』
『臨戦態勢に入るまでに0.5秒……軽く十回は死んでいるぞ』
スタージュンの脳裏に浮かぶのはIGO立入禁止区にある『Bar Meria』で再会したときだ。思えばあのときがトリコとスタージュンが初めて生身で対峙したときでもある。しかし修業中とはいえ、トリコはスタージュンとの実力差が圧倒的だった。