頂上決戦! IGOVS美食會
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……トリコや瑞貴たちはそれぞれクッキングフェスに乗り込んで来た美食會を迎え討つ。そして、トリコとスタージュンの戦いは一層激しさを増していた!
☆☆☆☆☆
ドオオオンッ!!
「はああぁぁあああ!!」
「うおおぉぉおおお!!」
……トリコとスタージュンの二人がグルメ細胞のオーラを放ってグルメ細胞の悪魔まで出現させたとき、その余波をくらった周りの岩場は次々と粉々になっていく。
しかし二人はそんな周りを気にすることなく、お互い相手に向かって拳を振りかざした。先に命中させたのは――!?
「釘パンチだ!」
「ぬおっ!?」
先にぶつけたのはトリコだ。しかもそれはただのパンチではなく釘パンチ。一発だけとはいえ、最初にぶつけたパンチの後に体内にも攻撃されたのでスタージュンは一歩引くも体制は崩れない。
「ふんぬうっ!」
「ぐわっ!」
体を一度回転したスタージュンは、その遠心力を利用してトリコにぶつけた。それでもトリコはただで吹き飛ばされず、右足を大きく振ってバック転をし、そしてその足から放たれたレッグナイフがスタージュンに命中する。
ボオッ!!
「激熱・火炎放射!!」
「っ、フォークシールド!!」
スタージュンの左拳から放たれた青い炎に、トリコはとっさにフォークシールドで防御する。だがスタージュンの炎を弾くどころか威力を抑えることもできない。
「ぐっ!」
「そんな盾など……!」
「ぐおおおっ!」
炎はついにフォークシールドだけでなく、トリコすらも飲み込んで大きな火柱を作った。しかし火柱がなくなるとそこにはトリコの姿がない。もちろん消し炭になったわけでもない。
「ナイフ!!」
「!」
火柱をスタージュンの目眩ましにさせ、いつの間にか空中に飛んでいたトリコは右手を大きく振り上げてスタージュンを一閃した。
スタージュンは左手を目の前に着地したトリコに向けると……。
ドサッ!
「ハァ…ハァ…ハァ……」
「嬉しいぞ……トリコ」
地に倒れたのはスタージュンではなく、攻撃したトリコだった。スタージュンは笑みを浮かべるとトリコの頭をつかんで無理矢理立たせる。
「その調子だ……私を燃え上がらせてくれ」
「ったく……タフな野郎だぜ!」
トリコは自分の頭をわしづかみにするスタージュンの腕をつかみ、大きく腕を広げて振り払った。
しかしスタージュンが見やると、トリコの両腕はダランと下に降ろしており、さらに痺れがあるようだ。
「ダメージに加えて……技を出し過ぎちまったようだ…両腕が利かねぇ……! さて…どうしたモンか……!」
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ドオオオンッ!!
「はああぁぁあああ!!」
「うおおぉぉおおお!!」
……トリコとスタージュンの二人がグルメ細胞のオーラを放ってグルメ細胞の悪魔まで出現させたとき、その余波をくらった周りの岩場は次々と粉々になっていく。
しかし二人はそんな周りを気にすることなく、お互い相手に向かって拳を振りかざした。先に命中させたのは――!?
「釘パンチだ!」
「ぬおっ!?」
先にぶつけたのはトリコだ。しかもそれはただのパンチではなく釘パンチ。一発だけとはいえ、最初にぶつけたパンチの後に体内にも攻撃されたのでスタージュンは一歩引くも体制は崩れない。
「ふんぬうっ!」
「ぐわっ!」
体を一度回転したスタージュンは、その遠心力を利用してトリコにぶつけた。それでもトリコはただで吹き飛ばされず、右足を大きく振ってバック転をし、そしてその足から放たれたレッグナイフがスタージュンに命中する。
ボオッ!!
「激熱・火炎放射!!」
「っ、フォークシールド!!」
スタージュンの左拳から放たれた青い炎に、トリコはとっさにフォークシールドで防御する。だがスタージュンの炎を弾くどころか威力を抑えることもできない。
「ぐっ!」
「そんな盾など……!」
「ぐおおおっ!」
炎はついにフォークシールドだけでなく、トリコすらも飲み込んで大きな火柱を作った。しかし火柱がなくなるとそこにはトリコの姿がない。もちろん消し炭になったわけでもない。
「ナイフ!!」
「!」
火柱をスタージュンの目眩ましにさせ、いつの間にか空中に飛んでいたトリコは右手を大きく振り上げてスタージュンを一閃した。
スタージュンは左手を目の前に着地したトリコに向けると……。
ドサッ!
「ハァ…ハァ…ハァ……」
「嬉しいぞ……トリコ」
地に倒れたのはスタージュンではなく、攻撃したトリコだった。スタージュンは笑みを浮かべるとトリコの頭をつかんで無理矢理立たせる。
「その調子だ……私を燃え上がらせてくれ」
「ったく……タフな野郎だぜ!」
トリコは自分の頭をわしづかみにするスタージュンの腕をつかみ、大きく腕を広げて振り払った。
しかしスタージュンが見やると、トリコの両腕はダランと下に降ろしており、さらに痺れがあるようだ。
「ダメージに加えて……技を出し過ぎちまったようだ…両腕が利かねぇ……! さて…どうしたモンか……!」