最強コンビはだれだ? 島丸ごとクッキング!!
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……クッキングフェス第二回戦、瑞貴と小松は天秤デスクッキングでホルモン使い・ゆうじと油使い・わぶとらと対決。みごとそれぞれ勝利、第三回戦に駒を進めた。
《さあVery very盛り上がってまいりました! わたくしムナゲ司会でお送りしているクッキングフェスも、第二回戦まで終了! 美食人間国宝・節乃、調理王・ザウスシェフ筆頭に二十五名のシェフが残りました。そして次の第三回戦で十六名の決勝トーナメント進出者が決定します!!》
「なんとか、勝ち進んで来られたね」
「気合い入れてけー! 瑞貴ー! 小松ー!」
……ココやトリコが応援する中、瑞貴と小松にもここまで勝って来られた安堵感と緊張感が体を走らせていた。
「本戦まであと一歩だね、小松さん」
「そうだ……勝てば決勝トーナメント出場だ! 気を引き締めていかないと……」
《さて、気になる第三回戦は……――『いっとう丸ごとクッキング』です!!》
「えっ!?」
「『いっとう』って……あの、牛とか? それともクジラとか?」
《Non non non no―n。ズバリ『しま』です!》
「「はい?」」
今、ムナゲさんはなんて言った? 『しま』…とか聞こえた気がするんだけど? あの島うまとかそういうのじゃないよね?
《ですから、島を『一島』丸ごとクッキングしてもらいます! You understand?》
「えー!? 島を丸ごと――っ!?」
「『いっとう』ってそういう意味だったのね……」
原作を忘れていたとはいえ、とんでもない祭典だなクッキングフェス……。本当に料理人の祭典なのか、これ? 美食屋兼料理人の祭典じゃなくて?
するとモニターが切り替わって、ヘリで数ある島を見下ろしながらレポートするティナさんとクルッポーが映る。
《ご覧ください! てんこ盛りおいしそうな島たちを! 料理人のみなさんには、これらの島の中から一つを選んでいただいて、丸ごと料理していただきます!》
〈クーポ!〉
《一島料理しても、1グラムご心配なさらずに! この辺りの気候は恵まれているので、草木はすぐに生えそろい、島の環境はてんっこ盛り回復しちゃうのです!》
〈クルッポ!〉
《あっ、ご覧ください! あちらの島には恐竜ちっくな猛獣もチラホラと。あっ、こちらの島には巨大昆虫獣がてんこ盛り! わっ、デカッ!》
「ウ~~ッ! 嫌! もう嫌!」
「私もあそこの島はさすがにパスかな……」
昆虫獣類は調理したことは何度もあるとはいえ、あんなに大量だと生理的にムリがある。あれ、美食會副料理長・トミーロッドが放った奴じゃ……いや、あいつが放つのはもっとえげつないのだったね。
《この競技は料理の腕はもちろん、食運も試されます! 料理人はDeliciousな食材豊かな島を選べば、それだけ有利! Greatな料理が作れるというもの!!》
「逆に食材が豊かじゃなくても、捕獲レベルが高かったり高級並の食材がある島だったら、それもそれで有利かもね」
「僕はそういう島は遠慮します! とにかく安全で健全な島を選ぼう! うん!」
小松さんから絶対的な決意を感じる……。スゴい猛獣とか特殊調理食材とかは多少慣れているかもしれないけど、捕獲となれば話は別だからね。
《では料理人のみなさんには、島へ行くPartnerを選んでいただきましょう!》
「えっ? ホントに? 一人で行かなくていいんですか?」
《Ye~s! このPartner選びから食運が試されるのです! より良いPartnerを選べば、Easyに島の食材をGetできるというもの!! All right!?》
「ということは、コンビの美食屋を選んでもいいってことか」
「僕のコンビはトリコさんですけど……あの……」
「ん?」
なんか小松さんの歯切れが悪いから不思議に思ったけど、すぐに合点がいった。トリコを選ぶのは婚約者の私じゃないとダメとか思っているのかな?
《さあVery very盛り上がってまいりました! わたくしムナゲ司会でお送りしているクッキングフェスも、第二回戦まで終了! 美食人間国宝・節乃、調理王・ザウスシェフ筆頭に二十五名のシェフが残りました。そして次の第三回戦で十六名の決勝トーナメント進出者が決定します!!》
「なんとか、勝ち進んで来られたね」
「気合い入れてけー! 瑞貴ー! 小松ー!」
……ココやトリコが応援する中、瑞貴と小松にもここまで勝って来られた安堵感と緊張感が体を走らせていた。
「本戦まであと一歩だね、小松さん」
「そうだ……勝てば決勝トーナメント出場だ! 気を引き締めていかないと……」
《さて、気になる第三回戦は……――『いっとう丸ごとクッキング』です!!》
「えっ!?」
「『いっとう』って……あの、牛とか? それともクジラとか?」
《Non non non no―n。ズバリ『しま』です!》
「「はい?」」
今、ムナゲさんはなんて言った? 『しま』…とか聞こえた気がするんだけど? あの島うまとかそういうのじゃないよね?
《ですから、島を『一島』丸ごとクッキングしてもらいます! You understand?》
「えー!? 島を丸ごと――っ!?」
「『いっとう』ってそういう意味だったのね……」
原作を忘れていたとはいえ、とんでもない祭典だなクッキングフェス……。本当に料理人の祭典なのか、これ? 美食屋兼料理人の祭典じゃなくて?
するとモニターが切り替わって、ヘリで数ある島を見下ろしながらレポートするティナさんとクルッポーが映る。
《ご覧ください! てんこ盛りおいしそうな島たちを! 料理人のみなさんには、これらの島の中から一つを選んでいただいて、丸ごと料理していただきます!》
〈クーポ!〉
《一島料理しても、1グラムご心配なさらずに! この辺りの気候は恵まれているので、草木はすぐに生えそろい、島の環境はてんっこ盛り回復しちゃうのです!》
〈クルッポ!〉
《あっ、ご覧ください! あちらの島には恐竜ちっくな猛獣もチラホラと。あっ、こちらの島には巨大昆虫獣がてんこ盛り! わっ、デカッ!》
「ウ~~ッ! 嫌! もう嫌!」
「私もあそこの島はさすがにパスかな……」
昆虫獣類は調理したことは何度もあるとはいえ、あんなに大量だと生理的にムリがある。あれ、美食會副料理長・トミーロッドが放った奴じゃ……いや、あいつが放つのはもっとえげつないのだったね。
《この競技は料理の腕はもちろん、食運も試されます! 料理人はDeliciousな食材豊かな島を選べば、それだけ有利! Greatな料理が作れるというもの!!》
「逆に食材が豊かじゃなくても、捕獲レベルが高かったり高級並の食材がある島だったら、それもそれで有利かもね」
「僕はそういう島は遠慮します! とにかく安全で健全な島を選ぼう! うん!」
小松さんから絶対的な決意を感じる……。スゴい猛獣とか特殊調理食材とかは多少慣れているかもしれないけど、捕獲となれば話は別だからね。
《では料理人のみなさんには、島へ行くPartnerを選んでいただきましょう!》
「えっ? ホントに? 一人で行かなくていいんですか?」
《Ye~s! このPartner選びから食運が試されるのです! より良いPartnerを選べば、Easyに島の食材をGetできるというもの!! All right!?》
「ということは、コンビの美食屋を選んでもいいってことか」
「僕のコンビはトリコさんですけど……あの……」
「ん?」
なんか小松さんの歯切れが悪いから不思議に思ったけど、すぐに合点がいった。トリコを選ぶのは婚約者の私じゃないとダメとか思っているのかな?