四天王最大の窮地! ##NAME1##と小松の決意!
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……四獣の本体がついに人間界に侵入、四天王は捕獲へと急ぐ。四匹の猛獣を次々と吸収し、一体の巨大な完全体へと変貌する四獣。挙げ句に別名・患いの雨と呼ばれる人体に有毒で濡れれば一時間と保(モ)たない緑の雨(グリーンレイン)まで付近一帯へ降らせた。
毒を分解する料理を作れる膳王・ユダの店へと急ぐ瑞貴と小松。だが、一時間以内に数億人分となると間に合わないと告げられる。緑の雨の中、四獣の圧倒的な力に翻弄されるトリコたち!
☆☆☆☆☆
……四獣によって大ダメージを受けたトリコたちはなんとか立ち上がると、うしろでテリーに乗ってメジャートングを使い四獣の捕獲レベルを計っていたリンが降りて来た。
「トリコ!」
「!」
「四獣の捕獲レベル、超ヤバいし! 最初は300を越えたぐらいだったけど、今では350まで上がってるし!」
「350か……納得の数字だ!」
〈ゴアアァ……〉
リンの報告を聞いてこれほどの強さの理由がわかったトリコが見上げると、四獣は余裕そうにニヤリと笑っていた。
☆☆☆☆☆
ダルマホースに乗ってグルメタワーまで来た私と小松さん。だけどユダシェフが解毒料理を全人類分作るのがムリと告げられて、私たちはショックを隠せない。
「……だって! だって僕たちは料理人でしょ!?」
「私たちも一生懸命作ってみせます! だから――!」
「ムリじゃな……」
「「!」」
「いくらなんでも三人だけでは、如何ともしがたい」
「「そんな……」」
「――ユダちゃん、瑞貴ちゃん、小松ちゃん」
「「「!」」」
「解毒料理、あたしゃらも手伝うじょ」
「「節乃さん!」」
〈ユユユユン!〉
「あっ! ユン!」
「ユンちゃん、久しぶり!」
現れたのは節乃さんと私とあまり変わらないくらいの女の子――確か節乃食堂の唯一のスタッフ・ののちゃんだったかな。それにユンちゃんも一緒にいる。ユンちゃんは嬉しそうに駆け寄ると小松さんに抱きついた。
「さっきまでは元気がなかったんじゃが、連れて来てよかったじょ」
「ありがとうございます!」
〈ユンユン!〉
「危ない中でよく来たね、ユンちゃん」
小松さんの次に私に抱きついたユンちゃんの頭を撫でながら、私はそう言った。節乃さんが一緒だから危険は少ないとはいえ、近くで四獣が暴れているここまで来るのは相当な覚悟もあっただろうに。
毒を分解する料理を作れる膳王・ユダの店へと急ぐ瑞貴と小松。だが、一時間以内に数億人分となると間に合わないと告げられる。緑の雨の中、四獣の圧倒的な力に翻弄されるトリコたち!
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……四獣によって大ダメージを受けたトリコたちはなんとか立ち上がると、うしろでテリーに乗ってメジャートングを使い四獣の捕獲レベルを計っていたリンが降りて来た。
「トリコ!」
「!」
「四獣の捕獲レベル、超ヤバいし! 最初は300を越えたぐらいだったけど、今では350まで上がってるし!」
「350か……納得の数字だ!」
〈ゴアアァ……〉
リンの報告を聞いてこれほどの強さの理由がわかったトリコが見上げると、四獣は余裕そうにニヤリと笑っていた。
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ダルマホースに乗ってグルメタワーまで来た私と小松さん。だけどユダシェフが解毒料理を全人類分作るのがムリと告げられて、私たちはショックを隠せない。
「……だって! だって僕たちは料理人でしょ!?」
「私たちも一生懸命作ってみせます! だから――!」
「ムリじゃな……」
「「!」」
「いくらなんでも三人だけでは、如何ともしがたい」
「「そんな……」」
「――ユダちゃん、瑞貴ちゃん、小松ちゃん」
「「「!」」」
「解毒料理、あたしゃらも手伝うじょ」
「「節乃さん!」」
〈ユユユユン!〉
「あっ! ユン!」
「ユンちゃん、久しぶり!」
現れたのは節乃さんと私とあまり変わらないくらいの女の子――確か節乃食堂の唯一のスタッフ・ののちゃんだったかな。それにユンちゃんも一緒にいる。ユンちゃんは嬉しそうに駆け寄ると小松さんに抱きついた。
「さっきまでは元気がなかったんじゃが、連れて来てよかったじょ」
「ありがとうございます!」
〈ユンユン!〉
「危ない中でよく来たね、ユンちゃん」
小松さんの次に私に抱きついたユンちゃんの頭を撫でながら、私はそう言った。節乃さんが一緒だから危険は少ないとはいえ、近くで四獣が暴れているここまで来るのは相当な覚悟もあっただろうに。