本領発揮! 小松の食義 実食! 幻の“全麺”
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……トリコと小松と瑞貴は節乃から依頼を受け、幻の麺・全麺の材料である金色小麦の捕獲へと向かう。金色小麦を捕獲できるかと思われたそのとき、ユーが操る新型GTロボが現れた!
美食會・ユーの狙いはアカシアのメニューに導くという蜂、インフィニ・ビー。トリコと瑞貴はGTロボと激しい戦いを繰り広げる!
☆☆☆☆☆
《テレイグジスタンスモード・ブースト! フフッ。本気デイカセテモライマスヨ、トリコ! 瑞貴!》
「いつでも来い! 自慢の新型、スクラップにしてやる!」
「見せてあげる……食義を!」
食林寺じゃあ生身で戦ったことはほとんどなかったし、ある意味ちょうどいい実践になるよ。それに……――トリコも一緒だからね! 負ける気は尚更しない!
《イクラ二人掛カリデモ、コノ機体ニハ勝テマセンヨ》
「「…………」」
《GTロボハ、本来オペレーターノ力(チカラ)ヲ直ニ受ケ取リマス。オペレーターノ動キ…力(チカラ)モ…正確ニ…アリノママニネ。シカシ、ソレハ量産モ視野ニ入レタ機体!》
「量産だと?」
《誰ガ操作シテモ、過酷ナ環境デウマク活動デキナケレバナリマセン。デスカラ、オペレーターノパワー、スピードヲ三倍増幅サセルヨウニ設計サレテイルノデス》
「へぇ。それほどしないといけないくらい、美食會は人手不足ってことね」
ユーの説明を聞きながら私たちはチラッと離れた場所を見ると、そこにいた小松さんがグルメケースを掲げ、中にいっぱい金色小麦を捕獲してくれたのが見えた。
《覚悟ハイイデスネ? 美食屋・トリコ! 瑞貴!》
「ご託は充分だ」
「いつでもかかって来なさい!」
《ハアッ!》
GTロボがこちらに向かって走り出し、まずは小手調べなのか回し蹴りトリコにくらわそうとした……けど、トリコはそれを一歩も動かず腕で受け止めた。
《止メタ……!?》
「ふんっ!」
《グッ!》
GTロボが驚いている好きにトリコのパンチが当たると、GTロボは少し離れた場所まで吹っ飛んだ。もちろんそれだけで終わることもなく、すぐに体勢を立て直したけど。
《ハアッ!》
今度は私に向かって踵落としをするGTロボ。それを私は両手で受け止めると衝撃で少しだけ足が地面に埋まった。トリコなら片手で受け止められただろうけどね。
《ッ!?》
「てええいっ!」
その勢いで私が両手でGTロボの足を振り回し、そして投げ飛ばす。おおっ、かなり飛んでいったなぁ。
起き上がったGTロボはやっぱりロボットだから表情はわからないけど、オペレーターのユーが戸惑っているのが伝わっている。現にGTロボの右肩や左膝の部分がショートを起こしているのか火花が出ているもの。
《サッキトハマルデ違ウ……マサカ二人共、力(チカラ)ヲセーブシテイタ!? 何故!? ――ン? アレハ!》
……急にパワーアップした理由をユーが考えていると、離れた場所で金色の光の塊が移動しているのが見えた。そしてその正体が金色小麦の入ったグルメケースを持って走る小松だということも。
《ナルホド。彼ガ巻キ添エニナルノヲ避ケヨウト……》
「確かに小松がいたから力は抑えていた。だが勘違いすんなよ」
「今だってトリコも私も本気を出してないんだからね」
《何ッ!?》
「俺たちが本気でぶつかれば、残った金色小麦を吹っ飛ばす恐れがある」
《ダカラ力(チカラ)ヲセーブシテイルト? 言ッテクレマスネ! 美食屋・トリコ! 瑞貴!》
「口だけかどうかは、自分のロボの状態を見て言ったらどう?」
《ナッ!? ――ガッ! コ、コレハ!?》
私がそう言うと同時に再び右肩と左膝の部分に火花が散り始め、GTロボは片膝をついた。
美食會・ユーの狙いはアカシアのメニューに導くという蜂、インフィニ・ビー。トリコと瑞貴はGTロボと激しい戦いを繰り広げる!
☆☆☆☆☆
《テレイグジスタンスモード・ブースト! フフッ。本気デイカセテモライマスヨ、トリコ! 瑞貴!》
「いつでも来い! 自慢の新型、スクラップにしてやる!」
「見せてあげる……食義を!」
食林寺じゃあ生身で戦ったことはほとんどなかったし、ある意味ちょうどいい実践になるよ。それに……――トリコも一緒だからね! 負ける気は尚更しない!
《イクラ二人掛カリデモ、コノ機体ニハ勝テマセンヨ》
「「…………」」
《GTロボハ、本来オペレーターノ力(チカラ)ヲ直ニ受ケ取リマス。オペレーターノ動キ…力(チカラ)モ…正確ニ…アリノママニネ。シカシ、ソレハ量産モ視野ニ入レタ機体!》
「量産だと?」
《誰ガ操作シテモ、過酷ナ環境デウマク活動デキナケレバナリマセン。デスカラ、オペレーターノパワー、スピードヲ三倍増幅サセルヨウニ設計サレテイルノデス》
「へぇ。それほどしないといけないくらい、美食會は人手不足ってことね」
ユーの説明を聞きながら私たちはチラッと離れた場所を見ると、そこにいた小松さんがグルメケースを掲げ、中にいっぱい金色小麦を捕獲してくれたのが見えた。
《覚悟ハイイデスネ? 美食屋・トリコ! 瑞貴!》
「ご託は充分だ」
「いつでもかかって来なさい!」
《ハアッ!》
GTロボがこちらに向かって走り出し、まずは小手調べなのか回し蹴りトリコにくらわそうとした……けど、トリコはそれを一歩も動かず腕で受け止めた。
《止メタ……!?》
「ふんっ!」
《グッ!》
GTロボが驚いている好きにトリコのパンチが当たると、GTロボは少し離れた場所まで吹っ飛んだ。もちろんそれだけで終わることもなく、すぐに体勢を立て直したけど。
《ハアッ!》
今度は私に向かって踵落としをするGTロボ。それを私は両手で受け止めると衝撃で少しだけ足が地面に埋まった。トリコなら片手で受け止められただろうけどね。
《ッ!?》
「てええいっ!」
その勢いで私が両手でGTロボの足を振り回し、そして投げ飛ばす。おおっ、かなり飛んでいったなぁ。
起き上がったGTロボはやっぱりロボットだから表情はわからないけど、オペレーターのユーが戸惑っているのが伝わっている。現にGTロボの右肩や左膝の部分がショートを起こしているのか火花が出ているもの。
《サッキトハマルデ違ウ……マサカ二人共、力(チカラ)ヲセーブシテイタ!? 何故!? ――ン? アレハ!》
……急にパワーアップした理由をユーが考えていると、離れた場所で金色の光の塊が移動しているのが見えた。そしてその正体が金色小麦の入ったグルメケースを持って走る小松だということも。
《ナルホド。彼ガ巻キ添エニナルノヲ避ケヨウト……》
「確かに小松がいたから力は抑えていた。だが勘違いすんなよ」
「今だってトリコも私も本気を出してないんだからね」
《何ッ!?》
「俺たちが本気でぶつかれば、残った金色小麦を吹っ飛ばす恐れがある」
《ダカラ力(チカラ)ヲセーブシテイルト? 言ッテクレマスネ! 美食屋・トリコ! 瑞貴!》
「口だけかどうかは、自分のロボの状態を見て言ったらどう?」
《ナッ!? ――ガッ! コ、コレハ!?》
私がそう言うと同時に再び右肩と左膝の部分に火花が散り始め、GTロボは片膝をついた。