強烈! シュートカウンター‼
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ファラム・オービアスからの助っ人・ロダン=ガスクスの罠で、円堂瑞貴と神童拓人と井吹宗正はチームと離れ離れに。そこへ助けてくれたのは両腕に翼を持つ東の種族の長であり、ガードンイレブンのキャプテン・アルベガ=ゴードンの父親でもあるログロス=ゴードンだった。自然を愛する彼ら東の種族の力を借り、神童と井吹はソウルを発動させることに成功する。
一方、スターシップスタジアムで三人を待つ松風天馬を始めとするアースイレブン。時間になっても戻ってこなかったため、GKは西園信助、FWに市川座名九郎が入った。
ガードンイレブンのボールでキックオフ。ヴェス=ホーネが渡したボールを受け取ったロダンがドリブルすると、座名九郎がすかさずスライディングをかけるが、ジャンプしてかわされたと同時にエトゥナ=ホルクにボールが回る。
「通さないわよ!」
「プロモ!」
「コトパク!」
野咲さくらと接触する前にエトゥナはプロモ=シュービルはボールを出し、こちらも九坂隆二と接触する前にコトパク=ジャリガーに向かってボールを上げた。
「そうはいくかよ!」
「わあっ!」
「瞬木!」
「オウッ!」
すかさず鉄角真がパスカットすると、前線の瞬木隼人にパスを出した。受け取った彼の元へミスティ=オールが駆け出してる。
「市川!」
「キャプテン!」
《イェーイ! 松風に絶好のシュートチャンス!!》
「真マッハウィンド!」
「来い! グリッドD3 Adjust……ふんっ!」
アルベガは片目に付けているモノクル型コンピューターで計算すると、両腕を前に出して止めた。
《Wao!! 必殺シュートを楽々キャッチした!!》
「見たか。この腕が俺の新たな翼だ」
「……っ!」
「フッ。――っ!?」
決めれなかったので天馬は若干悔しそうに顔をしかめたあと背を向けてポジションに戻る。それを見たアルベガは不敵に笑ったが次いで両腕の痺れを感じて驚いた。確かに計算は完璧だったはずだが、天馬のシュートは計算以上の威力だったのを物語っている。
「――なるほどね~」
「!」
「結構面白い戦いになりそうだ」
「お前はFWだろう。ポジションに戻れ!」
「指示通り動くんだろ、わかってる。でもそれで本当に――」
「問題ない。機械がもたらす進化の力で最強の戦いをする、それが俺の目指すサッカーだ」
「フッ。まっ、お手並み拝見といきますか」
何故かゴールの前にいるロダンにアルベガは叱咤し何も問題はないと告げると、ロダンは面白そうに笑っていた。……その様子を、ガードンイレブンの監督・カルデラ=ドーンが眉根をしかめて見ていたとは知らずに。
☆☆☆☆☆
東の種族と別れたあと、自力でスターシップスタジアムに向かう神童と井吹と瑞貴。しかしこの星の気候による熱気のせいで歩くスピードは遅い上に息も上がっていく。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
「試合はもう……始まっているんじゃないか……?」
「うん……急ごう……」
たとえ試合が始まっても、自分たちを待ってくれるチームメイトのために、何より自分自身のためにも必ず到着しなければならない。そう思った三人は歩を進めると……。
ズルッ!
「うわあっ!」
「「っ!」」
ガシッ!
若干フラついた足で進もうとした井吹は、小さな岩に足を乗せたとき滑って崖下に落ちそうになった。だが、そこに神童と瑞貴が素早く腕を伸ばしてつかんでくれたので、落ちるのを免れる。
「怪我は?」
「大丈夫です」
「行こう」
瑞貴の問いに問題ないと井吹が告げると、神童は軽く頷いて先へと進む。
一方、スターシップスタジアムで三人を待つ松風天馬を始めとするアースイレブン。時間になっても戻ってこなかったため、GKは西園信助、FWに市川座名九郎が入った。
ガードンイレブンのボールでキックオフ。ヴェス=ホーネが渡したボールを受け取ったロダンがドリブルすると、座名九郎がすかさずスライディングをかけるが、ジャンプしてかわされたと同時にエトゥナ=ホルクにボールが回る。
「通さないわよ!」
「プロモ!」
「コトパク!」
野咲さくらと接触する前にエトゥナはプロモ=シュービルはボールを出し、こちらも九坂隆二と接触する前にコトパク=ジャリガーに向かってボールを上げた。
「そうはいくかよ!」
「わあっ!」
「瞬木!」
「オウッ!」
すかさず鉄角真がパスカットすると、前線の瞬木隼人にパスを出した。受け取った彼の元へミスティ=オールが駆け出してる。
「市川!」
「キャプテン!」
《イェーイ! 松風に絶好のシュートチャンス!!》
「真マッハウィンド!」
「来い! グリッドD3 Adjust……ふんっ!」
アルベガは片目に付けているモノクル型コンピューターで計算すると、両腕を前に出して止めた。
《Wao!! 必殺シュートを楽々キャッチした!!》
「見たか。この腕が俺の新たな翼だ」
「……っ!」
「フッ。――っ!?」
決めれなかったので天馬は若干悔しそうに顔をしかめたあと背を向けてポジションに戻る。それを見たアルベガは不敵に笑ったが次いで両腕の痺れを感じて驚いた。確かに計算は完璧だったはずだが、天馬のシュートは計算以上の威力だったのを物語っている。
「――なるほどね~」
「!」
「結構面白い戦いになりそうだ」
「お前はFWだろう。ポジションに戻れ!」
「指示通り動くんだろ、わかってる。でもそれで本当に――」
「問題ない。機械がもたらす進化の力で最強の戦いをする、それが俺の目指すサッカーだ」
「フッ。まっ、お手並み拝見といきますか」
何故かゴールの前にいるロダンにアルベガは叱咤し何も問題はないと告げると、ロダンは面白そうに笑っていた。……その様子を、ガードンイレブンの監督・カルデラ=ドーンが眉根をしかめて見ていたとは知らずに。
☆☆☆☆☆
東の種族と別れたあと、自力でスターシップスタジアムに向かう神童と井吹と瑞貴。しかしこの星の気候による熱気のせいで歩くスピードは遅い上に息も上がっていく。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
「試合はもう……始まっているんじゃないか……?」
「うん……急ごう……」
たとえ試合が始まっても、自分たちを待ってくれるチームメイトのために、何より自分自身のためにも必ず到着しなければならない。そう思った三人は歩を進めると……。
ズルッ!
「うわあっ!」
「「っ!」」
ガシッ!
若干フラついた足で進もうとした井吹は、小さな岩に足を乗せたとき滑って崖下に落ちそうになった。だが、そこに神童と瑞貴が素早く腕を伸ばしてつかんでくれたので、落ちるのを免れる。
「怪我は?」
「大丈夫です」
「行こう」
瑞貴の問いに問題ないと井吹が告げると、神童は軽く頷いて先へと進む。