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フットボールフロンティアインターナショナルV2アジア地区予選は、イナズマジャパンがストームウルフを相手に大逆転勝利を治めた。
しかし勝利の余韻に浸る間もなく、ホーリーロードスタジアムの上空から放たれた謎の光を観客や角間王将は浴び、ストームウルフの姿が全く違うものに変わった。さらに青い稲妻と共に現れた巨大な物体は、まるで宇宙船のようで松風天馬たちは困惑する。
「こ、これって……宇宙船!?」
「バカな……!」
「アワワワ……」
目を見開く神童拓人や座り込む森村好葉を始め、現状は把握できず夢ではないかと思うくらいだ。
「瞬! 雄太! あっ……」
観客席には弟たちがいるので我に返った瞬木隼人が振り向くと、観客たちは全員謎の光に包まれていた。
「来た……!」
「いよいよ、始まりますね」
「…………」
ただ円堂瑞貴と水川みのりと黒岩流星は、この状況に驚かない。むしろ何が起こったのか知っているようだった。
宇宙船の一部に赤い半球体が出て来て光ると、姿が変わったストームウルフが次々とその場から消えた。それにもイナズマジャパンは困惑する中、再び赤い半球体が光ると……肌が色白く緑の髪をした謎の男が現れる。
「「「「「!?」」」」」
「う、宇宙人……?」
姿は自分たち同じ人間のような姿をしているが、その雰囲気がまるで違っていたので天馬は思わず呟いてしまった。
天馬たちイナズマジャパンが困惑している中、男は礼儀正しくお辞儀をして告げる。
「おめでとう、『地球代表』の諸君。君たちは『グランドセレスタギャラクシー』の予選を勝ち抜き、本大会へと駒を進めた」
「えっ? 今、なんて……?」
「訳わかんねぇぞ?」
「何? どういうこと!?」
男の言葉に天馬や鉄角真や野咲さくらたちが戸惑っていると、神童と剣城京介は正確にはわからないものの、男の口からとんでもない言葉が聞こえたのは確かなので復唱する。
「今、確か……」
「俺たちを……『地球代表』と言ったのか!?」
「そうだ。君たちは日本という国の代表などではない」
「『日本』…じゃなくて『地球』……!?」
天馬がベンチを振り向くと黒岩も瑞貴もみのりも全く動じず、それどころかまるで最初からわかっていたみたいだ。状況を把握していない天馬たちに、男は肩をすくめる。
「やはり君たちは、まだ理由も聞かされずに戦っていたようだね」
「瞬と雄太をどうした!?」
「観客のみんなをどうしたんだ!?」
「彼らには眠ってもらっている」
「っ……眠ってる?」
「なんでそんなことを?」
「――そこから先は俺が話そう」
「「!」」
瞬木と天馬が観客の状況を男に問いかける中、第三者の声が聞こえてきた。振り向けばグラウンドに端の入口に神童と剣城と天馬にとって馴染み深く見覚えのある人物――少年サッカー協会会長・豪炎寺修也がそこにいた。
「「!」」
「豪炎寺さん!?」
「すまなかったな、天馬。お前たちには事情を語らず戦ってもらった」
「どういうことですか!?」
「全てを話そう……――今、何が起こっているのかを」
少しずつ歩きながら天馬たちの元へやって来た豪炎寺は、この不可解な状況の説明をする。
しかし勝利の余韻に浸る間もなく、ホーリーロードスタジアムの上空から放たれた謎の光を観客や角間王将は浴び、ストームウルフの姿が全く違うものに変わった。さらに青い稲妻と共に現れた巨大な物体は、まるで宇宙船のようで松風天馬たちは困惑する。
「こ、これって……宇宙船!?」
「バカな……!」
「アワワワ……」
目を見開く神童拓人や座り込む森村好葉を始め、現状は把握できず夢ではないかと思うくらいだ。
「瞬! 雄太! あっ……」
観客席には弟たちがいるので我に返った瞬木隼人が振り向くと、観客たちは全員謎の光に包まれていた。
「来た……!」
「いよいよ、始まりますね」
「…………」
ただ円堂瑞貴と水川みのりと黒岩流星は、この状況に驚かない。むしろ何が起こったのか知っているようだった。
宇宙船の一部に赤い半球体が出て来て光ると、姿が変わったストームウルフが次々とその場から消えた。それにもイナズマジャパンは困惑する中、再び赤い半球体が光ると……肌が色白く緑の髪をした謎の男が現れる。
「「「「「!?」」」」」
「う、宇宙人……?」
姿は自分たち同じ人間のような姿をしているが、その雰囲気がまるで違っていたので天馬は思わず呟いてしまった。
天馬たちイナズマジャパンが困惑している中、男は礼儀正しくお辞儀をして告げる。
「おめでとう、『地球代表』の諸君。君たちは『グランドセレスタギャラクシー』の予選を勝ち抜き、本大会へと駒を進めた」
「えっ? 今、なんて……?」
「訳わかんねぇぞ?」
「何? どういうこと!?」
男の言葉に天馬や鉄角真や野咲さくらたちが戸惑っていると、神童と剣城京介は正確にはわからないものの、男の口からとんでもない言葉が聞こえたのは確かなので復唱する。
「今、確か……」
「俺たちを……『地球代表』と言ったのか!?」
「そうだ。君たちは日本という国の代表などではない」
「『日本』…じゃなくて『地球』……!?」
天馬がベンチを振り向くと黒岩も瑞貴もみのりも全く動じず、それどころかまるで最初からわかっていたみたいだ。状況を把握していない天馬たちに、男は肩をすくめる。
「やはり君たちは、まだ理由も聞かされずに戦っていたようだね」
「瞬と雄太をどうした!?」
「観客のみんなをどうしたんだ!?」
「彼らには眠ってもらっている」
「っ……眠ってる?」
「なんでそんなことを?」
「――そこから先は俺が話そう」
「「!」」
瞬木と天馬が観客の状況を男に問いかける中、第三者の声が聞こえてきた。振り向けばグラウンドに端の入口に神童と剣城と天馬にとって馴染み深く見覚えのある人物――少年サッカー協会会長・豪炎寺修也がそこにいた。
「「!」」
「豪炎寺さん!?」
「すまなかったな、天馬。お前たちには事情を語らず戦ってもらった」
「どういうことですか!?」
「全てを話そう……――今、何が起こっているのかを」
少しずつ歩きながら天馬たちの元へやって来た豪炎寺は、この不可解な状況の説明をする。