日常切り取りました
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~銀さんと千早さんの会話(雨が降ってる土曜日の午後編)~
「…って、別に雨とかこの話に関係ないから。土曜とかも関係ないから」
「何に突っ込んでるんですか銀さん。それよりもチャンネル変えて良いですか?見たいドラマがあるんです。神楽ちゃんも見たがってましたよ」
「あ?神楽達ならまだ帰ってこないだろ」
「どうしてです」
「昨日新八から長靴を貰ったんだよ。餓鬼の頃に履かなかったやつだからー、って」
「へぇー、可愛い話ですね」
「神楽の事だから、色んな奴に見せびらかしながら帰ってくんじゃねぇの」
「なら遅くなりそうですね。新八君なんか律儀に付き合ってそうだし……。江戸の人達って、なんだかんだ言って面倒見が良いというか、ノリが良いというか……」
「……いや、そうでも無ェだろ」
「いや、そんな事ありますよ」
「………千早」
「!な、何ですか改まって…」
「良い機会だ。江戸に棲む厄介なものを教えておく」
「はい?」
「って事で、絶対に関わってはいけないものベスト5の発表で~す!ドンドンパフパフ~!!」
「自分で言っちゃってるし!?しかもそのパネル何ですか!?」
「万事屋と行動を共にするならば、お前にも間違いなくこいつ等の魔の手にかかる瞬間がくるかもしれない。それを防ぐ為の勉強だ」
「はぁ…?」
「まず第5位。マダオ!」
「……あれ?このサングラスの人、近くの公園の住人さんですよね?一度だけベンチで話した事がありますよー」
「もう接触済かよォォオオオ!!!!」
「職のありがたさについて語って頂きました」
「しかも内容が重い!!!」
「でも殆ど中身は覚えてません」
「そして扱いが酷い!!!」
「で、次はどなたです」
「…気を取り直して第4位。サディスティック星から来たサド王子」
「あぁ、沖田君。関わっちゃ駄目なんですか?」
「間違いなく駄目だ」
「でもこの前一緒に飲んだじゃないですか」
「過去の事は忘れた」
「認知者ですね…って、痛ッ!!パネルで叩かないで下さいよ!」
「沖田と関わればこういう痛い目に遭わされます、彼に」
「都合良く沖田君のせいにしてはいけません!」
「では次~」
「(無視かこんにゃろう…!)」
「第3位。ニコチン大魔王~」
「えーっと……副長さん?でしたっけ?」
「表沙汰では多串十四郎と名乗っているが、」
「多串じゃなくて土方です」
「あれは仮の姿です」
「へぇー」
「奴の本体はマヨネーズだ」
「ずいぶん大量生産されてるものが本体なんですね!?」
「奴を倒すにはこの世から油と卵を消さなければいけない」
「あ、それ一生無理ですね…」
「歩き煙草を銜え煙草だと言って反省しない悪者だ。警察の風上にも置けねぇな…」
「はい先生、質問です」
「言ってみろ」
「土方さんだけ悪口が凄い多い気がします」
「そりゃ当然だ、こいつは欠点にまみれてる」
「先生質問です」
「なんだ」
「医者から糖分を控えろと言われてるのに止めない人間が人の悪口を言って良いんで」
「では第2位の発表にうつります」
「また無視ですか!」
「第2位はこいつだ」
「あ、これって近藤さん?」
「そうだ。…っとー、悪ぃ、写真間違えたわ。こっちが正解」
「いやこれ只のゴリラの写真じゃないですか!!!」
「近藤のズーム写真だ。文句あるか」
「さっきの写真であってましたよ!?」
「千早が知っている近藤の姿は世を忍ぶ仮の姿…」
「また!?」
「本体は、ゴリラだ」
「真撰組のツートップが両方とも仮の姿ってどういう事ですか!って言うかどれだけ真撰組の事嫌いなんですか!」
「あいつ等は多々俺達の仕事の邪魔をするからな」
「邪魔、ですか…?まぁそれは否定出来ないですけど……」
「あいつ等の厄介さは知ってんだろ?だから今後一切は関わるな。会ったら塩かけてやれ、縮むから」
「挙句の果てにナメクジ扱い!?」
「そして不名誉な第1位に輝いたのは……――!」
「何でしょうこのドキドキ感…」
「こいつだァ!!!!」
「あ、鬘の人」
「また接触済ィィィイイイィィィィ!!!!」
「銀さんと知り合いだったんですか?」
「お前なんだかんだと既に関わってんじゃねぇか!畜生…!もっと早めに教えときゃ良かった……!」
「どうしてこの方は駄目なんですか」
「お前ねえ、新聞を読みなさいよ新聞を」
「ジャンプばっかり読んでる銀さんに言われるなんて……。…あれ?改めて顔を見てみると、確かに新聞で見た事があるかも……」
「町の掲示板によく貼られてらぁ」
「そういうのは指名手配されてる人しか貼られてないですよ」
「だからされてんだって」
「誰がです」
「コイツだよ」
「3点」
「冗談じゃねぇっつの!」
「お名前は?」
「ヅラ」
「ヅラ?」
「……桂」
「鬘、かつら、カツラ……………桂?あぁぁああぁぁぁぁ思い出した!狂乱の貴公子!!!」
「やっと分かったか」
「わぁー、最近テレビで見かけなかったんで顔忘れちゃってましたー。……で、この方とお友達なんですか?」
「それは僕に死ねと言ってるんですか」
「どんだけ嫌なんですか!?」
「取り敢えずだ、他にも厄介な奴は居るが今日はこの5人でやめておく」
「またパネル用意して下さるんですか」
「毎日暇だからな」
「それって大人としてどうなんです」
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