奇天烈文化祭
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親切な狩人Aと出会えた赤ずきんは、狼が出ると噂されていた森を途中まで一緒に歩く事になりました。
お婆ちゃんの見舞いという事で、道端にはえている花も摘みな…
「ああ、こんな所にもキノコが。服部せんせー、いりますー?」
「いるかァァアアアアア!!!」
…キノコを服部先生の為に摘みながら歩いていきます。
おや、その様子を木の陰からこそこそと覗いている影があります。狩人Aと赤ずきんはまだその気配に気づけていません。草から見える三角形の茶色い耳、木から見え隠れてしているバサバサの箒の様な尻尾…。
「チッ、アイツが邪魔で赤ずきんが狙えねェ…」
ってお前かよォオオ!!
「あ、狩人Bの到着ネ」
「かりゅうどびー?あ、総ちゃんだ」
なんで獣耳と獣尻尾をつけてんスか!しかも赤ずきんに銃口を向けちゃ駄目です!
「だって可愛い女の子を仕留めるのが俺達に与えられてる役割ですよねィ?」
「さあ私に聞かれても…?どうなの狩人Aさん」
「可愛い女の子が食べられるのは世の必然ネ」
やめろォォオ!!そんな世の必然聞いた事も無いわ!!
狼が!人を食べてしまうだけであって!狩人が赤ずきんを狙う必要性はありません!話を元に戻しますよ!
…続・狩人Bが出てきた所で、赤ずきんは意気揚々に2人を従え先に進んでいきます。
そんな3人の背後をつける不審な影…。そう。この影こそ、狩人達が警告をし続けてきた、森の中に住むおおか…。
「「そこかァァァアアアア!!!!」」
「!!!?」
ぎゃぁぁあああ!!!何してんですか狩人コンビ!!!狼に早速斬りかかってこの先どうすんだよ!台本まる無視!?今までのリハーサルの意味は!?しかもその模擬刀どこから引っ張り出してきた!今の見事な抜刀術はどこで学んできた!!
「流浪人に学びやした」
うるせーよ!!!
「成敗!!」
「ほあちゃぁああ!!!」
「狩人さん落ち着いて下さい。私は悪い者ではありません」
いやアンタは確実に悪者…!あ、屁怒呂様が悪者とかそういう意味じゃなくてですね、ハイ…。
とにかく、この話の中で狼は悪者なので、リハーサル通りに進めさせて頂けたらと思うんですけども、屁怒呂さまは如何でしょう…?
「僕が倒されたら話が進まないんですね?」
「最終幕では、私と狼さんの一騎打ちって事になってるからね」
それは何か違うぞ赤ずきん!!
「分かりました。胸は痛みますが、ストーリーの流れ上2人には犠牲になって頂くしかないみたいです」
いや、犠牲とまでは……って、ぎゃぁぁああぁぁああ!!!!右ストレートであそこまで吹っ飛びます!?沖田さ、じゃなかった、狩人Bさん生きてます!?大丈夫です!?今の内に狩人Aさんも逃げといて下さい!これ以上犠牲者は出せません!!
「おさらばアル赤ずきん!」
「途中まで送ってくれてどうもありがとう。ほら、狼さんも裏に戻った戻った。後はナレーションが進行してくれるよ!」
俺任せかよっ!もうっ!どーすんですかこれ!第一幕閉めちゃっていいですか?3分後に第二幕を始める形で良いですか?
えー、狩人達の暴走により赤ずきんは守られ(?)、めでたしめでたしと言いたい所ですが、お婆ちゃんの家を目指す赤ずきんは森の中を歩いていく事を決めました。
「以上、第一幕、出会った全てのものは敵とみなせ絶対に背後を取られるな、でした」
赤ずきんもうるせーよ!!!無駄に低い良い声出してんじゃねーよ!!!キメ顔も作るな腹立つ!!!
(拍手と共に幕が下りる)
「ワー、おもしろーい、早く続き見せて見せてー、楽しみダナー」
「マジか。お前んとこの生徒あれマジでやってんのか」
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