【TSUBASA】KANDE【DE〇MOパロ】
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KANDEの音楽で成長する木が、空間を突き破った。
木が空間を突き破る前はすぐに見えた窓は、生い茂った木で見えない。
探索を続けるうちに新たな空間も発見した。同時に、閉まっていた扉が開く様にもなった。
同時に、KANDEやこどもに関する疑問、自分自身に対する疑問も浮かんできた。
例えばKANDE。翼やKANDE自身が見つけた楽譜で新しい曲を吹いているが、それを練習した姿はない。人型の何か、なのだから人間の常識が当てはまらなくても不思議はないと思うのだが、どうして初見の楽譜を間違えることなく吹ききれるのか。
例えばこども。よく考えてみれば、誰のこどもなのだろう。声が幼い頃の自分と似ている気がするのは、気のせいだろうか。どうして、あのこどもは木が成長することに嫌悪を抱いていたのだろう。
例えば翼自身。空間の中にある、ある部屋にあった車輪やガラスに恐怖を覚えた。ガラスは怪我をする可能性もあるのだが、怖がる必要はあるだろうか。車輪に至っては、車輪自体が翼に何か危害を加える恐れはない。それなのに、翼はそれらを見た瞬間飛び上がるほど驚いた。
謎が解けないまま、空間の中で今まで開かなかった空間が開く。
そこにあったのは、光を纏った階段が一段だけ。そしてその上にある開かれた窓。
恐らく、階段はKANDEの音楽で新しい段を増やしていく。そして階段が窓の前まで辿り着いた時、翼は元の世界に帰れる。つまりそれはKANDEとの別れを指す。
不意に翼は「帰りたくない」という思いが湧いてきた。
前に進めない翼の背を、誰かが引っ張る。
「わっ?!」
悲鳴を上げながらも、何とか踏みとどまる。
後ろを振り向けば、そこにいたのはあのこどもだった。
「行くな!」
鋭い声に、思わず怯んだ。
翼の後ろ身頃を引っ張るこども。
負けじと前に身体を引っ張る翼。
終わらない攻防戦を止めたのは、翼の隣にいたKANDEだった。
そっとこどもの手を取り、翼の服から指を一本ずつ解いていく。こどもの指が全て離れた時、こどもは仮面の中で呆然とした表情をしていた気がした。
KANDEはこどもから翼へ視線を戻し、片手で翼の背中を押す。
立ち竦んだこどもを置いて、先に進めというのか。
「KANDEは、いいのか?」
尋ねてみるが、KANDEは翼の背を押すだけだった。
木が空間を突き破る前はすぐに見えた窓は、生い茂った木で見えない。
探索を続けるうちに新たな空間も発見した。同時に、閉まっていた扉が開く様にもなった。
同時に、KANDEやこどもに関する疑問、自分自身に対する疑問も浮かんできた。
例えばKANDE。翼やKANDE自身が見つけた楽譜で新しい曲を吹いているが、それを練習した姿はない。人型の何か、なのだから人間の常識が当てはまらなくても不思議はないと思うのだが、どうして初見の楽譜を間違えることなく吹ききれるのか。
例えばこども。よく考えてみれば、誰のこどもなのだろう。声が幼い頃の自分と似ている気がするのは、気のせいだろうか。どうして、あのこどもは木が成長することに嫌悪を抱いていたのだろう。
例えば翼自身。空間の中にある、ある部屋にあった車輪やガラスに恐怖を覚えた。ガラスは怪我をする可能性もあるのだが、怖がる必要はあるだろうか。車輪に至っては、車輪自体が翼に何か危害を加える恐れはない。それなのに、翼はそれらを見た瞬間飛び上がるほど驚いた。
謎が解けないまま、空間の中で今まで開かなかった空間が開く。
そこにあったのは、光を纏った階段が一段だけ。そしてその上にある開かれた窓。
恐らく、階段はKANDEの音楽で新しい段を増やしていく。そして階段が窓の前まで辿り着いた時、翼は元の世界に帰れる。つまりそれはKANDEとの別れを指す。
不意に翼は「帰りたくない」という思いが湧いてきた。
前に進めない翼の背を、誰かが引っ張る。
「わっ?!」
悲鳴を上げながらも、何とか踏みとどまる。
後ろを振り向けば、そこにいたのはあのこどもだった。
「行くな!」
鋭い声に、思わず怯んだ。
翼の後ろ身頃を引っ張るこども。
負けじと前に身体を引っ張る翼。
終わらない攻防戦を止めたのは、翼の隣にいたKANDEだった。
そっとこどもの手を取り、翼の服から指を一本ずつ解いていく。こどもの指が全て離れた時、こどもは仮面の中で呆然とした表情をしていた気がした。
KANDEはこどもから翼へ視線を戻し、片手で翼の背中を押す。
立ち竦んだこどもを置いて、先に進めというのか。
「KANDEは、いいのか?」
尋ねてみるが、KANDEは翼の背を押すだけだった。