【TSUBASA】KANDE【DE〇MOパロ】
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不思議な空間に落ちてから、どれくらい経っただろう。
数日が過ぎてるはずだが、空腹も喉の渇きも感じない。
人型が奏でる音楽を聴き、空間を探索する。それが今の翼がやっていることの全てだった。
その時も、いつものように人型が演奏する曲を聴いていた。
傍にある苗木は、もう苗木と呼べる大きさではなくなっていた。
突然どこからかドアが開かれる音が響く。
「吹かないで、KANDE!」
悲鳴とともに、人型に小さなこどもが抱き付く。
人型はピタリと演奏を止めてしまう。
ぎゅう、と人型に抱き付いていたこどもが、こちらを向いた。こどもは仮面を付けていて、表情が読み取れない。更にはフードの付いたマントを被り、身体が殆ど見えない状態だ。
「お前のせいだ」
それは恨みを込めたような一言。
翼はひくりと眉を顰める。
「ちょっと、年上に向かって『お前』は失礼じゃない?」
「お前は、お前で十分だ! KANDEのこと、何も知らない癖に!」
人型は、カンデ、と呼ばれるらしい。
こどもを見つめる『カンデ』は悲し気な瞳をしている。
「えっと、カンデ、って呼べばいいのかな。こいつ、知ってるの?」
こどもから翼へ視線を移した『カンデ』は、静かに頷いた。楽器を置こうとして、困ったように辺りを見回す。
「探し物はこれ?」
翼は近くにあった楽器のスタンドを差し出す。
『カンデ』は嬉しそうに頷き、スタンドを受け取る。そしてスタンドを床に置き、楽器の筒の部分をスタンドの棒に差し入れた。楽器がしっかりと安定したところで、人型は腰に抱き付いているこどもの頭を撫でる。
その動作は、まるで母親がこどもをあやすような仕草だった。
数日が過ぎてるはずだが、空腹も喉の渇きも感じない。
人型が奏でる音楽を聴き、空間を探索する。それが今の翼がやっていることの全てだった。
その時も、いつものように人型が演奏する曲を聴いていた。
傍にある苗木は、もう苗木と呼べる大きさではなくなっていた。
突然どこからかドアが開かれる音が響く。
「吹かないで、KANDE!」
悲鳴とともに、人型に小さなこどもが抱き付く。
人型はピタリと演奏を止めてしまう。
ぎゅう、と人型に抱き付いていたこどもが、こちらを向いた。こどもは仮面を付けていて、表情が読み取れない。更にはフードの付いたマントを被り、身体が殆ど見えない状態だ。
「お前のせいだ」
それは恨みを込めたような一言。
翼はひくりと眉を顰める。
「ちょっと、年上に向かって『お前』は失礼じゃない?」
「お前は、お前で十分だ! KANDEのこと、何も知らない癖に!」
人型は、カンデ、と呼ばれるらしい。
こどもを見つめる『カンデ』は悲し気な瞳をしている。
「えっと、カンデ、って呼べばいいのかな。こいつ、知ってるの?」
こどもから翼へ視線を移した『カンデ』は、静かに頷いた。楽器を置こうとして、困ったように辺りを見回す。
「探し物はこれ?」
翼は近くにあった楽器のスタンドを差し出す。
『カンデ』は嬉しそうに頷き、スタンドを受け取る。そしてスタンドを床に置き、楽器の筒の部分をスタンドの棒に差し入れた。楽器がしっかりと安定したところで、人型は腰に抱き付いているこどもの頭を撫でる。
その動作は、まるで母親がこどもをあやすような仕草だった。