弌ノ旗の名の元に Iron Acceder

【人物紹介】
(※印は姓名未定。海自内継承者部隊の名称も現在未定)

◇赤城天馬(あかぎてんま)(27)
航空母艦・赤城の継承者。好戦的な性格だが、快活で面倒見がいい兄貴肌な人物。十代の頃から艦の記憶に目覚めており、苦労を重ねている分、戦闘経験が豊富である。海上自衛隊内の継承者組織には属せず、独自に航空母艦や航空機の継承者を保護し、独自のネットワークを築いている(彼が中心となっているためか、「空母機動部隊」と呼ばれている)。本人曰く「合力はするが命令は受けない」。
現世においても相棒の加賀を強く愛しており、何かとスキンシップを図ったり、無意識にキザなことを言っては彼を照れさせている。タバコや酒は控えるように厳命されているらしい。
兄の天城も転生しているものの、交通事故により昏睡状態である。
実家がバイク屋で、自身も店員として働いている。大型バイクでのツーリングが趣味。

◇加々見佐乃(かがみさの)(30)
航空母艦・加賀の継承者。聡明で心優しい照れ屋。船や海になんとなく惹かれる程度だったが、横須賀を訪れた際に赤城と再会し、自身の起源に覚醒した。突然の状況変化に戸惑いながらも、赤城の導きによって兵装を発現させ、戦いの運命に立ち向かうことを決意する。相変わらず写真を撮られるのは苦手なようで、カメラを向けられると顔を隠してしまう。
書店に務めており、自然や動物を扱った写真集のコーナーを担当している。
弟の土佐から強烈に慕われており、彼自身も「圭ちゃん」と呼んで可愛がっている。

◇赤城朱晴(あかぎすばる)(28)
天馬の兄。非常にポジティブな性格で、めったに怒らないおおらかな人物。毎年9月1日には様々な不運に見舞われるが、同時に発揮される強運で生き延びてきた。しかし、ある年ついに交通事故に巻き込まれてしまい、一命は取り留めたものの昏睡状態に陥ってしまう。怪我は治癒しており、回復の見込みはあるようだが…。
巡洋戦艦・天城の継承者。造船会社で事務職として働きながら、実家の手伝いもする働き者。

◇加々見圭(かがみけい)(29)
佐乃の弟。少々自信家で負けず嫌いだが、根は素直な性格。寒い季節と潜水が苦手。周囲からブラコンと言われるほど兄を敬愛していて、何かと佐乃と一緒にいたがる。「大切な人ができた」と家を離れた彼を案じるあまり、後を追ってきてしまうが…?
戦艦・土佐の継承者。チェーン店のカフェで働いており、常連の中には彼のファンがいるらしい。

◇鳳翔瀬(おおとりとせ)(30)
航空母艦・鳳翔の継承者。穏やかで物腰柔らかな人物だが、鳳組という極道一家を取り仕切る当主でもある。剣術を修めており、艤装なしでもある程度の戦闘力を誇る。継承者であることを公表していて、その力で地域住民を守護してきた。いずれの勢力にも属さず独立していたが、赤城たちが訪ねてきたことで合流することになる。

◇龍川驤司(たつかわじょうじ)(25)
航空母艦・龍驤の継承者。鉄砲玉のような青年だが、情に厚く世話焼きな面も持つ。組織の中では年若いが、翔瀬の腹心の地位を得ているだけあって、戦闘力は折り紙付き。かつては船体の特徴もあり色々と苦労をしていたが、今生では自在に戦えることに喜んでいる。

◇夕島風斗(ゆうじまふうと)(30)
駆逐艦・夕風の継承者。飄々とした態度と細身の体躯からは想像もできないほどの怪力の持ち主。しかし、理知的かつ面倒見が良い性格であるためか、むやみに力を振りかざすことはしない。現世においても鳳翔の相棒であり、幼馴染みである。
なぜか龍驤に噛みつかれがちだが、元気な後輩だと思って可愛がっているようす。

◇長門八一(ながとやいち)(35)
戦艦・長門の継承者で、指揮能力に優れた人格者。海上自衛隊の継承者部隊「」で隊長を務めている。艦の知名度も相まって、隊内のみならず国民からも絶大な人気を誇る。赤城ら機動部隊を始めとした国内の継承者と積極的に交流し、協調を図っている。妹の陸奥と仲が良いが、少々過保護ぎみ。

◇長門睦美(ながとむつみ)(34)
戦艦・陸奥の継承者で、長門の実妹。兄と共に「」に所属しており、日夜人々の安寧を守るために奔走している。穏やかだが芯の強い人物で、自身を案ずる長門をよそに、率先して前線に立つ。
今生では、赤城や加賀たちと気兼ねなく親交を結びたいと思っているようだ。

◇綾瀬波彦(あやせなみひこ)(26)
駆逐艦・綾波の継承者。普段は気ままなお調子者だが、ひとたび戦闘となれば、かつての異名に違わぬ戦闘狂ともいえる表情を覗かせる。しかし、それなりに理性的なので、無差別に他者を傷つけることはない。彼も「」に所属しており、部隊の先鋒を務めている。
前世の名残なのか、おじさんを名乗りがち。

◇三笠
横須賀に保存されている戦艦の艦魂。金髪碧眼の紳士。再建ながら本体が存在するため、人間に転生はしていない。豊富な経験と思慮深さで、現役艦艇の艦魂や、継承者たちの良き相談役となっている。船底が固定されている影響で、三笠公園から外に出られない。

◇居待月大和(いまちづきやまと)(20)
聡明で心優しく、自己主張が苦手な大学生。戦艦・大和の継承者だが、周囲を危険から遠ざけるために、弟以外にはその事を秘匿している。しかし、襲撃してきた亡霊たちを密かに撃退しているため、存在が露呈するのは時間の問題だと感じているが…。
弟の武蔵、妹の信濃を誰よりも大切に思っている。

◇居待月武蔵(いまちづきむさし)(19)
何でも卒なくこなす、文武両道の大学生。爽やかな振る舞いから「王子」とあだ名されている。大和の実弟であり、戦艦・武蔵の継承者。兄同様、継承者であることを秘匿しているものの、能力を使って積極的に人助けをしているため、すっかり噂になっている。当人はあまり気にしていない。
兄妹を守る一方で、かつて想いを寄せた空母・隼鷹を探している。

◇居待月信濃(いまちづきしなの)(15)
明朗快活で素直な少女。勉学に対する意欲が高く、中学生ながら博識で礼儀正しい。兄たちには秘密にしているが、すでに航空母艦・信濃としての起源に覚醒しており、能力を使いこなしている。かつて搭載予定があった紫電改や彩雲と出会い、強力な共鳴関係を結んでいる。
家族や仲間と遥かな未来を歩み、空母の先輩らと交流することが夢であり目標。

(以下、随時更新予定)
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