単体キャラ一覧

王至鳴(ワン・チーミン/11)
「寂しくないよ。みんな優しくしてくれるから」
霊が見えるおとなしく聡明な少年。心霊現象を引き寄せてしまう体質で、家族を守るために別荘地で少数の使用人たちと暮らす。霊的な存在から好かれやすいようで、彼を守ろうとする者が多い。



黒松光貴(くろまつみつき/16)
「じゃあ……僕のこと、忘れないでいてくれる?」
悪魔憑きのミステリアスな少年。難病を患い死の淵にあったものの、バフォメットに器として見出され、蘇生した。以前は悲観的な性格だったが、現在は余裕すら漂わせている。憑依されてから延びたアホ毛には、少々困っているようだ。

バフォメット
「欲は意思ある者の原動力だ。すべてを悪とするのは、いささか短慮だな」
光貴を器として現世に来た悪魔。ヤギの頭を持つ武人。下級の悪魔が秩序もなく欲を貪る様を憂い、取り締まりにやって来た。厳格な将でありながら、悪魔らしく欲望を肯定し、煽るような発言をすることもある。



ラニ&ホク(10)
「こんにちはー!お客さんどこから来たの?島は初めて?」
「こんにちは〜。暇なら案内するよ〜」
観光地として人気の南の島で暮らす、人懐こい男女の双子。霊的な存在と関わることができる。ラニが姉で、ホクが弟。



夜雀(よすずめ/?歳)
「ふふ、そう怯えずともよい。今宵は私と戯れていくがいいぞ」
妖怪山と呼ばれる山林で、四天王の一角を担う雄の夜雀。二十頭ほどの山狗を従えている。細身で非力だが、それを補うほどの知恵と妖力を持つ。夜道を歩く人間を幻術で夜盲症にしては、根城に連れ込み情事によって精気を吸い上げている。無事に帰れるかは彼の気分次第だが、むやみに命を奪うことはない。夜雀は他者と交わることで妖力の付与が可能で、それにより配下の山狗を強化している。人間の場合は、山を降りるまで他の妖怪に襲われなくなる加護があるようだ。
本来は名を持たないが、便宜上「伊世」と名乗る場合がある。
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