『光の先の未来』

『あーまだアルフレッドの光…の余韻残ってる…』

『ダークは闇だから光など吸収しても影響は無いんじゃ…』

『いや、アルフレッドの光は結構影響する…先程の光だとかなりな…』

ぽやぽやしたような…幸せそうな表情しながら話すダークに我は不思議がっていた。

『あの時は耐えきれなくて倒れたが今なら受け止めて…あ〜残念だ…俺の闇が強いから少しの間だけ影響したんだな…』

あ〜
と言った後からいつものダークに戻った
どうやら少ししか影響しないらしい…

『俺はシャドパラの王になった時に闇の力が増幅したからな、回復が早かったが他の闇の住民なら長時間身体が火照って酔いしれ状態になる。』

『そんなにグレード4の我の光は…』

コクコクッとダークが頷く
今まで感じた事が無かった光の強さ…
ダークは光だけで我と分かったのか?と思うと少し嬉しかった。

『…まっ、また暴走したら俺が止めてやる』

『ダーク…』

『…大好きな人の苦しい表情は見たくないからな?』

クスッと笑いながらダークが我に笑いかける…
ドキドキと胸が鳴り始めた…
恥ずかしくて目を閉じながら壁の方を向いて布団で顔を隠した…

『ッ…ダーク…の…馬鹿…』

『ハハハッ…アルフレッドもかわいい性格して…えっ?』

『…えっ?!』

ムクッと起き上がり我は驚いた…
光輝いていないが再びあの姿になっていたのだ。

『チッ…俺の闇だけではアルフレッドを元には戻せないか。』

豪快な舌打ちをしながら下を向いて悔しがっているダーク
凄く怖い顔をしてる…

『やはりソウルセイバーに相談した方が…』

『そうだな、ソウルセイバー母さんなら何とかしてくれるかもな?』

こうしてダークに髪を結んでもらい我はこの姿の原因を調べにソウルセイバーの元へ向かうことにした。
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