『誰のモノでもない君を私は愛する』闇エクシード✕アルフレッド

『大丈夫…大丈夫だからな…エクシード、我は小生はここに居る。
ほら、お前の思う通りにしなさい…
何がしたかった…………うん…そうだな。』

『…ッ…ずっとずっとアルフレッドを私はッ…』

『ありがとう…ずっと我を思っていてくれたんだな。』

『どうしてっ…どうして…』

涙を流しながら彼を責めても未来も今も何も変わらないのは分かっていた分かっているのに…………
ずっと彼は私を責めずに優しい声色で感謝を述べている
あぁ…どうして…もう、手に入らない君の気持ちを私は欲しいと感じてしまっているのだろう
もう、戻らない時を後悔し続けて…………

『すまなかった…お前が我をそんなに思っていてくれている事を知らなくて
エクシード、大丈夫だ…ここには我とお前しか居ない
この時間だけはお前の…』

『…お願いっ!私のアルフレッドで居て!!
ずっとずっと私のアルフレッドで…もう、置いていかないでッ…君を追いかけるのはもう嫌なんだっ!
君が…君の事が…………』

『…あぁ、分かった。』

時が止まった気がした…あぁ…コレは夢だきっとこんな幸せは私は手に入れてはいけないんだ…
瞼をキツく閉じて涙を流すまた私は後悔しそして止まるんだ…前に進めない…勇気が出ない。

『ありがとう…アルフレッド、私を認めてくれて…。』

そして君の元を離れるんだ…私はあの時と同じように
そして君が止めずに…

『…逃げるな!我もお前から逃げない!!』

ガシッ!!と普段力を入れない彼が私を止める為だけに入れて腕を握ってきた…
驚いて彼を見つめると彼は目に涙を溜めながら必死に私に訴えていた。

『お前はいつだってそうだ!我の話しを聞かず…』

『…。』

『我だって!小生だってお前を止めたかったんだ!
あの時は無理だったが今は違う!エクシードっ!!
我から小生から逃げるなっ!』

混乱と過去の記憶と嬉しさと彼の腕を弾けない自分自身に私は悩んだ…
胸が苦しくなる…涙が止まらない…
アルフレッド…私は…。

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