『涼風夏祭り〜ひと夏の想い出〜』ゾルガネイダール×光バスカーク

そうワタクシに伝えるエクシードさんは少し切なく泣きそうな表情
だった。

『ほらほら、無自覚タラシの狡い人はまだ射的しているのかい?
困った人だなぁ…はい!タコ焼きとかあげるから帰りなさい!!
全く、リア充は帰ってくれないかな?こっちはWアルフレッドを
連れてこれなくて苛立ってるんだからさー!』

グイグイとエクシードさんがネイダールさんを押してワタクシ達を
追い出した
彼らしい優しさと気遣いで思わず笑みが溢れた。

『フフッ…エクシードさんらしいです…』

さり気なく頑張っていた彼をカメラに撮っていてそれを眺めながら
微笑んでいるとネイダールさんが後ろから抱きしめながらワタクシ
の写真を見て苦笑していた。

『も〜光のタコちゃんいつの間に俺っちの事撮ってたのぉ~
あ、外した所〜恥ずかしい〜俺っち恥ずかしさで泣いちゃう!!』

泣くフリをしながらネイダールさんは片手にタコ焼きを持ち笑って
いた…
本当に夢のようで………このまま覚めなければいいのに………
そんな柄にもない事をワタクシは考えていた。

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『くーっ!!!かき氷って頭が痛くなるんだねぇー俺っちゴーストだから
ならないと思ってたけどさー痛たたっ!!』

『海の色と同じブルーハワイですからね、海水のように
冷たいですが美味しいですね…』

アレからワタクシとネイダールさんは色々と周り祭りを楽しんでいた
ネイダールさんが猫舌な為冷ましながらタコ焼きを食べたり、夏の
風物詩かき氷を食べたり、輪投げをしてエメラルドグリーンのタコの
置物をゲットしたり…
レインボー色のわたあめとかをワタクシ達は堪能していった。

『色々なネイダールさんが見れて撮れて…幸せです。』
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