『涼風夏祭り〜ひと夏の想い出〜』ゾルガネイダール×光バスカーク
『その…声は……ッ………ネイダールさんっ!』
俺っちの声と安心したのかバスカークくんは顔を上げて
見つめてきた…
彼の頭を撫でて笑ってあげると更に笑顔になり良かったと
俺っちは安心した。
『そうなんだ、君も迷ってしまったんだね?僕もだよ…
オクトプス兄さんた…………』
『…ネイダールさん、別にワタクシに丁寧に話さなくても
良いんですよ?それに……』
『?』
『普段の話し方のアナタの方がワタクシは安心します…』
バスカークくんから先程から見えていた《恐怖》、《不安》、《悲》が
徐々に消えていくのを確認し俺っちは普段の話し方にした。
人混みを避けるようにアレから俺っち達は川沿いの草原に座り
ながら話していた。
『じゃあ…この話し方でいくよ?
というよりバスカークくんは、お連れさん探していたんだよねぇ?
一緒に探してあげよっか?』
『ありがとうございます…でも、今は………落ち着いてからで……』
まだ不安が消えないのかギュッとバスカークくんは俺っちの手を
握りしめてきた…
握り返してあげると感情に《嬉》、《喜》、霧がかった《好》が見えた
また…霧がかってる…
『ネイダールさんこそ、タコさん達と来ていたのでしょう?
ワタクシと居ていいのですか?』
『こんな状態の君をほっておけないでしょ?
それとも…俺っちと居るのは嫌?』
そう伝えるとバスカークくんは顔を赤らめて嬉しいような
困ったような表情をしていた。
『いえ………』
小さく呟いた声だったけど喜びを含んだ声色だったから聞こえて
しまい思わずこっちも顔が赤くなった。
俺っちの声と安心したのかバスカークくんは顔を上げて
見つめてきた…
彼の頭を撫でて笑ってあげると更に笑顔になり良かったと
俺っちは安心した。
『そうなんだ、君も迷ってしまったんだね?僕もだよ…
オクトプス兄さんた…………』
『…ネイダールさん、別にワタクシに丁寧に話さなくても
良いんですよ?それに……』
『?』
『普段の話し方のアナタの方がワタクシは安心します…』
バスカークくんから先程から見えていた《恐怖》、《不安》、《悲》が
徐々に消えていくのを確認し俺っちは普段の話し方にした。
人混みを避けるようにアレから俺っち達は川沿いの草原に座り
ながら話していた。
『じゃあ…この話し方でいくよ?
というよりバスカークくんは、お連れさん探していたんだよねぇ?
一緒に探してあげよっか?』
『ありがとうございます…でも、今は………落ち着いてからで……』
まだ不安が消えないのかギュッとバスカークくんは俺っちの手を
握りしめてきた…
握り返してあげると感情に《嬉》、《喜》、霧がかった《好》が見えた
また…霧がかってる…
『ネイダールさんこそ、タコさん達と来ていたのでしょう?
ワタクシと居ていいのですか?』
『こんな状態の君をほっておけないでしょ?
それとも…俺っちと居るのは嫌?』
そう伝えるとバスカークくんは顔を赤らめて嬉しいような
困ったような表情をしていた。
『いえ………』
小さく呟いた声だったけど喜びを含んだ声色だったから聞こえて
しまい思わずこっちも顔が赤くなった。