暫くするとタコちゃんとレミニセンスが浴衣を着て戻ってきた…
あー二人共、良すぎて俺っち正気で居られるか自分で心配に
なってきたよ…
そして二人から渡された浴衣を俺っちも着て夜の祭りに三人で
出掛けた。

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初めて祭りというのを見て俺っちは楽しいというより……

『人が多くて俺っち……うっ………何?コレ…』

人混みが多くて初めて酔った…うわぁ…情けないよねぇ全く…
というかさっきまでタコちゃん達居たのに………

『もしかしてじゃなくても……はぐれた？俺っち迷子？俺っちが？』

キョロキョロと見渡すが全然タコちゃん達見当たらなくて
ユニット酔いなどしてる暇ではなくなって人混みをかき分けて
走っていたらこんな騒がしいのに聞き慣れた声の泣き声が聞こえた…

『ッ…皆さんとはぐれて…せっかくガストブラスターさんが
ワタクシの為に………ごめんなさい…ワタクシ………グスッ………』

え？バスカークくん？二眼レフのカメラを持ちながら彼はずっと
自分を責めながら下を向いてお連れさん？の名前を呟いていた。
俺っちは彼に近づき手を差し伸べた…

『バスカークくん？大丈夫？』