『たった1つの想い』ゾルガネイダール×バスカークレミニセンス

★ネイダールさんとエクシードさん★

『ふーん、無自覚タラシさんは遂にタラシを越えてレミニセンス
さんを養子にしたんだ?』

『ひ、人聞き悪いなぁ?エクシードくんが思っ………』

『……片想い、報われて良かったね。』

『エクシードくん………』

『私は叶えられなかったからね、レミニセンスさんには
羨ましがられていたけど………私だって………彼が羨ましかったんだよ?』

『〈寂〉、〈後悔〉、〈羨〉、〈憎〉………まだ、アルフレッドくんを
君は憎んで………〈愛〉………霧がかった?何故?』

『3000年前から今まで憎むことでしか彼を愛せなくなった
私には彼の隣に立つ権利なんて無いんだよ………』

『そっか…霧がかった愛はそういう…………………』

『ま、ギルトとディストピアが居るから私は………
レミニセンスさん、おめでとう。彼はきっとちゃんと君を
愛してくれる人だよ…私には分かる…私も…………いや、もう
終わった恋だからね………。』

『エクシードくん……………いつか伝わるといいね…
その想いが…』

『こんな汚い想い伝わらなくていいよ…君達みたいに
綺麗な想いと同じにしちゃいけない。
ネイダールさん、幸せになってね……
彼を困らせ無いようにだよ!
…次の片想い大会、君達が居ないのちょっと寂しくなるね
ま、幸せになったなら良いけど!!』

『アルフレッドくんは君を今なら…………』

『彼は私の唯一無二の友で王様…それ以上でも以下でもないよ。』

『…………。』
(いつか伝わるといいな、その隠した〈大きな愛〉と大切な気持ち…)
6/7ページ
スキ