『たった1つの想い』ゾルガネイダール×バスカークレミニセンス

こうするしか君を助けれないなら僕は………………

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『ふぁぁーっ………毎日暑いなぁ……ってブラントゲートは毎日豪雪
だから涼しいんだけどね〜』

この日僕はタコちゃんが来る時間までベットでゴロゴロしながら
寝っ転がり欠伸をしながら独り言を呟いていた。

『あ〜どうしよっかなぁ……レミニセンス……。』

ふと彼を思い出して悩む…
僕を想い過ぎて出来た彼はずっと今でも僕を想っている。
片想いがどれだけ辛いのか僕には痛い程分かる…
想いを伝える勇気、断られるかも知れない恐怖
そして……………

『悪い事しちゃったなぁ……………』

その後の関係が崩れるイメージ
全てがどれだけ苦しく辛い事か分かってたつもりだったが…

『ちゃんと話さないといけな……………はい?』

独り言を淡々と呟いていたらドアがノックされて返事をする。
ガチャッと開けるともたれかかるようにもたれてきたのは…

『レミニセンス?どうしたんだい?』

『…ネ、ネイダール…………さん…………』

何だか息を荒々しくして力が無いようなレミニセンスだった
彼を支えながら僕は自分のベットへ彼を寝かせた。

『ご、ごめんなさいっ………いつも通りネイダールさんの
ドアの前でネイダールさんを想い去ろうとしたの…ですが…』

目を閉じながら息を整えようとしている彼を見つめながら
僕は額に冷たいタオルを置いてあげた。

『"アナタを想い過ぎて…オーバーヒートしてしまいっ……
あぁ…ネイダールさん…今日もアナタは…………
好き好き好き好き好き好き…………"』

『レミニセンス………』
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