『片想いSの雑談始まりまーす♫』

『それは俺っち達も同じだよーねぇ?レミニセンス?』

『はい!!ワタクシ達の幸せを願ってくださっているグレー様が
幸せになれないなんて…ワタクシ認めませんから!!
グレー様が想うそのお気持ち凄く綺麗でワタクシ大好きです!!
想い人のアルフレッドさんと、どうかいつまでも…お幸せに。』

止めろ!止めろー!嬉し涙止まらねぇじゃねぇかよ!結婚式の演説
じゃねぇんだぞ!お前ら!!

『…小生はエクシードには申し訳ないと今も感じている
いつかこの恋も伝わると良いが…………ペルルにもちゃんと伝えない
といけないな…後……………グレー……ッ………その……だな…………』

俺が必死に涙を堪えている横でアルフレッドが小さな声で何かを
伝えようとしていた。

『あー!涙止まらねぇじゃねぇかよ!!ふっざけんなぁー』

『小生はグレーとも幸せになりたいっ!好きだっ!!!』

『え?アルフレッド………なんて?』

『グレーさん、今の自分の叫び声で聞けなかったのかい?』

アルフレッド…何か言っていたよな?もしかして俺…
ヤバイことしたか?

『ハハハッ…そう、みたいだね?』

『ありゃりゃりゃぁーグレー様も残念な人だねぇー
アルフレッドくんも可哀想に〜』

『ダメですよ…ネイダール兄さん!!からかってはいけません!!』

『えー!?俺っちが悪いのかい?』

アルフレッドが照れていて俺が焦る中周りは好き放題言いたい事を
言っているが…………

『ったくー!解散!!解散って言ってんだろうがぁー!!』

------この日一番の叫び声を俺があげながらこの大会(?)は終わりを
告げたのであった。

END
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