物凄い早さで食べていく彼を見つめ分けてくれた物を摘まみお酒を飲みながら祭りを楽しんでいく…

『…無くなった、追加買いに行ってくる。』

『…は？もう、食べたの？早くない？』

『店の方の愛情をかけて作ってくれた食べ物だから
何よりも美味しかった。
店ごとに味が違うのも素晴らしい…次はスィーツを買ってくる…』

彼はそう言ってスタスタと人混みの中へ入っていった…

『…あの速さで味わえるの最早才能じゃない？料理人に好まれそうな性格だよね～うん。アドミラル兄さんといい勝負だし、俺っち以外はストイケイア出身大食い選手権出れるんじゃない？アンガーくんも…もしかしたら？タコちゃんSはどうなんだろう？今度聞いてみようかな？』

『煩いなぁ…良く独り言を喋るオジサンだね？全く、迷惑だよ！』

『…ノクス？もう帰って…うわっ！？えっ？エ、エクシードくん？』

『うっさ…もう、酔ってるんだね…酔っぱらいオジサン!!』

もう既に何本かお酒の缶を開け良い感じに酔ってきた俺っちは横に座ってきたエクシードくんに気付けなかった…
いきなり来たからビックリしちゃったよ！焦ったぁ……

『オジサンじゃないし、君よりは若いよー俺っち!!』

『…私25歳。』

『俺っち、20歳。』

『…は？歳だけ若かったらオジサンじゃない保証無いからね？
精神年齢50歳以上だよね？確実に！』

…俺っちの年齢この歳なのそんなに不満かな？
精神年齢50歳以上はヤバいんじゃないかなぁ？そのぐらいの歳って
ファントムブラスターオーバーロードさんとかジ・エンドさんとか…
じゃない？俺っちそこに並ぶ勇気無いよ？

『いや、20だよ？ほら、俺っちゴーストだからさー』

『…時が止まってると？』

『そそっ！そーなのよ！分かる？』

『…ふーん、仕方無いから20で良いよ…折れてあげる。
私は大人だし優しいからね。』