『あ～あ、何でタコちゃん達は一緒に来なくてアンガーくんとお出かけしちゃったのぉ？』

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祭りというのは春夏秋冬関係なくしているもので過去3回くらい俺っちは
タコちゃんとお祭りデートを失敗している
今度こそ!!と考え気合いを入れて誘ったんだけどさ……

『なぁんでぇー！普通俺っちの元に来るでしょうがぁっ！』

ノクス以外は何故かアンガーくんとお出かけが決まりちょっと寂しさを残しつつ、ノクスとお祭りに行くことを決めた。

『ネイダール。』

『何？どしたの？』

『…俺様と嫌なら…その…』

『…俺様タコちゃんは心配性だねぇ～嫌じゃないよー
タコちゃん達とも行きたかったな～なだけだから気にしないでね～』

そうだった、この子もタコちゃんだから心配性なんだ
悪いことしちゃったな…気持ちを切り替えて楽しまないと！

『なら、良かった…無理はするな。』

少しだけ俺っちより高い彼は優しく頭を撫でながら笑っていた
"嬉"と"緊"が勢いよく周りをぐるぐるしていた…
そっか、緊張していたんだね？仕方ないなぁーかぁいいね、君も!!

『ほら、俺様タコちゃん！今日は自由だから何か食べ物買ってさ食べなさい!!…お！ちゃんとお酒あるの良いねぇ！買っちゃおうかなぁ!!』

『…そうだな。』
(…オジサンみたいだな？俺様の方がデータ元が歳上なんだが。
40と20で…まるで逆………あっ...デカ盛りが……買うか。)

ニコニコとお酒を買っていたら先程まで声がしていたのが消え後ろを振り返った…
ゔぇぇっ？！俺様タコちゃん居ない？？何処に？！焦りながら探していると近くのデカ盛りシリーズが並ぶ屋台で並んでいた。
え"？！あれ…食べるの？ああいう系はアドミラル兄さんが食べるのが普通じゃない？無理でしょ？