優しくその女の子が消えていった場所に囁いているとタコちゃん達が
隣に立ち俺っちに笑いかけてきた。

『ﾈｲﾀﾞｰﾙさんはお優しいですから！きっと彼女もそんなアナタを
頼ったんでしょうね！』

『…お気持ちは分かりますよ！女の子無事に還れて良かったですね！』

『女の子のお気持ち…想いは分かります…そのリボン…大切にして
あげてください。』

半分以上その子にお祭りを奪われたのにも関わらずタコちゃん達が
笑顔で安心した。
ｱﾝｶﾞｰくんも苦笑じみた笑顔をしていたけど笑っていたから良いのかな？
その後は俺っち達は無事に祭りを楽しんでこの秋祭りは終わった。

後に思ったんだけどさ!!普通に先生に化けずにそのままで出てきたら良いじゃん!!
何で…分かりやすかったけどさ……

ーーー次はちゃんと警戒しようかな？俺っちもまだまだ…だねぇ～

end