それが嬉しくて思わず笑ってしまった…あぁ幸せです…幸せですよ
自分自身に言い聞かせて幸せを今、ワタクシは感じている。

『…１つ教えますね。』

『？』

『ワタクシとｶﾞｽﾄﾌﾞﾗｽﾀｰさんは恋人でも、友人の関係でも無いのです
ワタクシが勝手に…彼を大切にしているだけで、彼はワタクシなんて…』

『いや、ﾊﾞｽｶｰｸくん…ｶﾞｽﾄﾌﾞﾗｽﾀｰくんは君を大切にしているよ
俺っちに彼は君の事を光だと…大切な光だと言ったんだ。』

『ｶﾞｽﾄﾌﾞﾗｽﾀｰさんが？』

少しムッとした表情でﾈｲﾀﾞｰﾙさんがワタクシに伝えてくれた
ｶﾞｽﾄﾌﾞﾗｽﾀｰさんの本音をワタクシは長年居たのに何故彼は伝えて
くれなかったのか不思議だった。
あんなにも長く居たのに……

『ワタクシは1度も聞いたこと無いです、彼はいつもﾃﾞｨｾﾝﾀﾞﾝﾄさんや
ﾄﾗﾝｽｺｱさんだけを大切な人達と言っていました……
ワタクシ…何で彼の隣に居たのか……何で……っ……』

『…ﾊﾞｽｶｰｸくん…いいよ、泣いていいんだよ。
大丈夫…ｶﾞｽﾄﾌﾞﾗｽﾀｰくんの気持ちは今、知って戸惑いが凄いけど…
ﾊﾞｽｶｰｸくんはもう１つ気持ち…その、知ってくれたよね？』

彼がワタクシを優しく抱き締めながら照れて伝えてきた
もう１つの気持ち……

『…ﾈｲﾀﾞｰﾙさんがワタクシを光と思っていた...事ですか？』

『うん、そう。正解…』

優しい声色で答えながらﾈｲﾀﾞｰﾙさんはワタクシの前に立ち照れた顔も
見せながら答えてくれた。

『だから、タコちゃん…もう独りじゃないからね？』

ギューッと胸が締め付けられた感じがしたがこの痛みは嫌ではない方の痛み…

『…っ…はいっ…ﾈｲﾀﾞｰﾙさんはワタクシの光ですからね…
また、ワタクシ…アナタがくれた言葉を忘れずに...…』

『こんな言葉どれだけでも言ってあげるよ…
タコちゃん、ありがとう…俺っちと出会ってくれて…
俺っちを愛してくれて…愛してる…君だけをずっとずっと…』