『愛する君にもう一度恋をする』ゾルガネイダールアンガー×光バスカーク

『やぁ、バスカークくん…元気にしていたかい?
あぁ…オクトプスは今日居ないんだ。』

ネイダールさんは淡々とワタクシの質問に答えていってはくれたが
タコさんをいつもの呼び方では呼ばなかった。
不思議に感じたが彼がそうしたいならそうさせようかな?とワタクシは
気にはしなかった。

『そうなんですね!でも何故こんな所に...?』

『…君を、バスカークを待っていたんだよ?僕の愛するタコちゃんだからね…』

優しい声色で優しく手を持たれて思わず顔が赤くなってしまった…
ワ、ワタクシを…………?口元がニヤケそうになるが我慢して笑顔で
彼に答える。

『あ、ありがとうございます…でもタコさんが……』

『バスカーク、今は君しか居ないのだから...ほら、僕を見て?
うん、君は今日も綺麗でかわいい...僕の愛するバスカーク…』

あわわわっ?!え?え?ネイダールさんんん?
そのまま彼は手の甲に軽くキスをして
ワタクシを愛おしく見つめた。
ドキドキドキドキドキドキ……胸の高鳴りが止まらない……

『ネ、ネイダールさんもカッコいいですよ?』

『ありがとう、バスカークくんはやっぱり優しいね…
僕はそういう君が大好きだよ。』

ふと、彼に違和感を今更ながら感じてきた…
ネイダールさんなのに口調や一人称が出会った頃の時な事
そのロングコートはワタクシが頂いたコートではないし、良く見たら…

『…レミニセンス…さんが着ていた服?』

そう、このロングコートは彼がレミニセンスが着ていた服に似ていた
ワタクシがその事に気付くとネイダールさんは苦笑し説明してくれた。
3/17ページ
スキ