夏が終わり紅葉が綺麗になった秋、アナタに似た人に出会いました…

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『ふぁぁ～いい、天気ですね…もう秋ですか。』

この間まで夏祭りを楽しみネイダールさんと良い想い出を作り別れた
彼はアレからもたまにならとワタクシに自分が使っていた髪ゴムを
渡してくれたが……

『フフッ…大切過ぎて使えませんよ…ネイダールさん…』

とは言ってもいつ寂しくなるか分からないので無くさないように
ポーチに入れ実は持ち歩いている。

『さて、お出かけでもしましようかね！秋ですから紅葉が綺麗に
咲いているでしよう！！カメラで撮ってネイダールさん…に…』

思わず口を手で押さえて彼を想い出した自分自身に驚いた
ああ…ワタクシ…まだ、彼を……
切なくなる気持ちとは裏腹にドキドキと胸の鼓動が鳴り必死に
想いを抑える。

『花火大会の時…ワタクシを見てくれて…ネイダールさん…
ワタクシ…まだ…アナタを…………』

彼を想いながら用意をして外に出た、外はもう秋で周りがオレンジ色や茶色の植物達で綺麗だった。

『さて、ここで写真を…おや？誰か…………アナタは…？』

しばらく歩き
紅葉が綺麗に咲いている綺麗な場所があったのでワタクシはそこで
カメラを持ち写真を撮ろうとした瞬間見覚えのあるロングコートと
姿を見て驚いた…

『…ネ、ネイダールさん？』

何故かそのネイダールさんらしき青年は毛先が濃い青色だった。

『どうしたんですか？今日はタコさんと一緒じゃないのですか？』