『ねぇ?コレって俺っちが悪いの?byネイダール』ネイダール×光バスカーク

『バスカークが度々ウットリしたような表情で呟いていたからな…
後、今の服…似ているな?バスカークが着ているロングコートと。』

俺っちも戦意が消えた相手にまで杖とローブを着ている程馬鹿では無い
普段は黒のロングコートを着ているから何となく着ただけなのにさー

『あーあ…凄いねぇ〜バスカークくんが見たらビックリだよ〜』

そのまま彼に付いていきとりあえず彼の部屋でバスカークくんを休ませた…

『うん…《楽》になったんだね〜安心安心!!』

『何でバスカークが楽になったと分かったんだ?』

『ん〜俺っち、感情が見えるからさー良かった良かった…バスカークくん…』

優しくバスカークくんの頭を撫でているとガストブラスターくんが
力強く腕を握りしめて睨みつけてきた…ん?何で?
ふと、彼の頭の上を見ると《嫉妬》、《殺意》………は?
ポカーンと彼を見ながら驚いていると彼は弾くように腕を払った。

『…俺の光に触れるな!これ以上!!』

『俺の光にねぇ〜大切なら大切って言った方が良いんじゃない?ねぇ〜バスカークくん?』

『え!?』

クスクス笑いをしながら彼に伝えていたらバスカークくんが起きたの
が分かったから知らせると彼は驚いてバスカークくんを見ていた。

『ガ、ガストブラスターさん…………今の…………』

『な、何でもない!ちょっと飲み物取ってくる!』

バタバタ!!と彼は照れ隠しなのか慌てて部屋を出て行った
静まり返った空間でバスカークくんと二人っきりになる。

『…………《照》、《恥》、《慌》とかなり勢いよく回ってたねぇ〜』

『ガストブラスターさんの感情を見たのですか?』

『うん。』

『そうですか…照れていたんですね…………フフッ………』

ふんわりとした笑顔でバスカークくんは笑って彼の感情を俺っちから
知ると彼が去った後をずっと黙って眺めていた。
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