『夜の夜凪に想う追想の彼方』 ネイダール×バスカークレミニセンス

あー照れたタコちゃん写メしておけば良かったぁー俺っちのバカ!!
僕がタコちゃんが去った後のドアの向こうで悔しがっていると
力の無い声が聞こえた。

『あ…れ?…………ワタクシ………』

『起きた?良かった、感情が落ち着いているんだね?
僕が誰か分かるかい?』

レミニセンスが起きたので僕は彼に近付き確認をした
彼は元気そうに答えたから安心した。

『この部屋は…ネイダールさんの部屋………はうぅぅっ………
ネイダールさんの………』

『確かに僕の部屋だけど………うわっ!凄い幸せのオーラ………』

レミニセンスが急に僕の部屋と分かると先程まで切なく笑って
ばかりだった表情が一気に幸せそうな表情に変わり僕のベッドを
堪能し始めた…………

『そこ…タコちゃんも寝ているから………』

『ハッ!!す、すいません………タコさんも……思わず想いが溢れて
しまいました。』

レミニセンスは表情を戻してベッドの上で正座をしながら
謝ってきた…正直言うとドン引きするより、可愛かった印象が強い
この子でこうなるんだからタコちゃんが………と考えたら………
その時は自分自身を抑えれないかもしれないと考えてしまった。

『いいよ、それだけ僕を好きで居てくれているんだからね?
でも、本物…ここに居るからさ………ね?』

『はい…そうで……キャッ!?ネ…ネイダール…さん?』

『バスカーク、君がそれで良いなら良いけどさ……僕の気持ちも
分かって欲しい……』
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