そのまま朝まで説明をした。

『いくら不老不死で人じゃなくなったからと言って…
ジョーカーに何故説明をしないといけないんだ!!』

昼になり今日は月1の国家代表会議があるまた理由を話してブラントリンガーに代表を代理させてもらおう
この会議が1番クランや国家の動きが分かるからな。
俺は男性の変身を解き女性に戻りセラス・ホワイトになる

−−−−−−会議前の廊下

コツコツと靴が床を打ちつける音が鳴り響く中"私"は歩いていた

『ハァ…またあのくだらなくつまらない会議が始まるのか？』

平和を願う会議らしいがただの国家代表の近況報告なだけで
普通の雑談に変わるし…やっている意味無いだろう?正直…。
色々考えていたら私は何かにぶつかった

『キャッ！ッ…いたたたっ…』

『あっ！す、すまない！怪我は無かったか？
セラス・ホワイト!!今日もお前が来ていたのか？』

ウゲッ…あー最悪だな…顔を上げたくないし、今1番会いたくな…
私が顔を上げると焦った表情をしながら私をまじまじとみているアルフレッドの姿が…
思わず目を閉じた。
ケテルサンクチュアリ代表アルフレッドだからな…
そりゃあ来るわな…
いやいや、多分私がグレーというのはバレていない
バレていない筈…

『怪我は無いか?女性に怪我など負わせたらエクシードに怒られて…』

『アルフレッド!!こんな所に居たのかい？この状況は…
まさか…君が…』

『ち、違うんだ！エクシード!!』

色々考えていたらスタタタタッ!!と勢いよく足音が聞こえ
ジョーカーの元であるアルフレッドの唯一無二の友
ブラスターエクシードが現れた
物凄い剣幕でアルフレッドを疑っている…
正直面倒くさいが誤解は解いてやるか。

『ブラスターエクシード様、私は大丈夫ですから。
アルフレッド様は私がぶつかったのを支えようとして間に合わなかったんです…助けようとしてくださりありがとうございます。』

私が頭を下げてニコニコすると二人は言い争いを止めて
苦笑して安心した
あぁ…何故そこまで私はあの二人を似させたのだろうか…
一通り二人と話し私は会議室の椅子に座った。

（くだらない、何故私が…）

ペンを持ち指でクルクルと回しながらもう片方の手の人差し指で机をコツコツと叩く…