『夜空の下で…』 グレー(セラス)✕アルフレッド

−−−−−グレー(セラス)side

"俺"はセラス・ホワイト…
この3000年後に現れし旧スターゲート現ブラントゲートの警官だ
実は俺は3000年前から居るユニットで永年生きながらえて長生きしている
姿が若々しいのはとあるクランに伝わる禁断の秘薬
不老不死の薬を飲んだからだ
その秘薬を飲む代わりに代償として自分自身の感情を受け渡す契約をし今俺は3000年後になっても自分の感情を戻す怪盗を続けている…
喜怒哀楽と悪、愛、欲
まだまだ何も揃っていない……………
俺は騎士王アルフレッドと会った後、自室の研究所に戻った。

『…セラス・ホワイト様おかえりなさい。』

『セラス様、お身体がお疲れでしょう…我が用意した紅茶でもお飲みください。』

『あぁすまないな…ジョーカー、ディストピア。』

俺の左右に立つ青年はまず190も身長があるこの世界のアルフレッドがグレード4になった時になるホーリーセイバーという姿に似せた「哀」の感情を司る者
アルフレッド・ディストピアという名前だ。
もう片方は160くらいの青年でネルトリンガーが過去に作りしブラスターブレードエクシードの闇ブラスタージョーカーからデータをとり俺が作り直した「悪」を司る者ブラスタージョーカーだ。
ジョーカーもディストピアも司る者として近くに居る
まだ二人しか居ないが近々「楽」を司る者クロスが出来上がる予定だ
もう、気づいた方は分かるが喜怒哀楽と悪愛欲の感情を司る者達を俺は作り怪盗をしている
通称《感情S》だ!!我ながら天才だと思わないか?

『セラス様?また他クラン巡りをしていたのかい?』

『あぁ、何故分かった?』

『アルフレッドの光と…エクシードの………………。』

ジョーカーの瞳の色が赤く染まる
俺が作ったジョーカーはアルフレッドに対する後悔と
エクシードに対する憎しみから生まれた存在だ
隣にいたディストピアがジョーカーの頭を撫でる。

『大丈夫だ、お前は我を裏切っていない…
我もお前を失っていないからな…大丈夫だ。』

『ッ…はっ!!アレ?ってディストピア!いつまで頭を撫でているんだい?私はもう大人なんだよ?全く…』

『…すまない。』

感情Sはそれぞれ担当する感情を主に持って過ごしている為他者から感じる感情を感知し採取したり観察する
その為感情S自体には担当以外の感情というのが分からない時がある
今のはディストピアがジョーカーの中に潜むアルフレッドに対しての「哀」を感知したからである。

『で、セラス様!!アルフレッドと会ってどうしたんだい?
もう、アルフレッドからはディストピアが生まれたから満足とか言ってたよね?!』

チラッと俺を見ながらジョーカーが問いただす
何て答えたら良いやら……………面倒くさい
アルフレッドに過剰に反応するのもエクシードの性格を
データに入れたせいで…ハァ…俺自身のせいか。


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