朧気な世界の中で…
『アルフレッド?』
…遠くでダークの声が聞こえる
今日はアーリーの所で…
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初夏が始まる季節に小生はこの日ポカポカする空間でのんびりと珍しく窓を開けて過ごしていた…
『いい天気だ…』
外でも出て大きな木の側で本でも読もう
そう感じた小生はお気に入りの本を持ち
【無理をしない仕事の方法という題名の本】
外に出た。
『外など久しぶりに出たな…』
代表になり王をアクス(エクスカルペイトさん)にバトンを渡し暇が出来た…
今まで仕事ばかりの毎日で外に出たくても出れなくて…
『…小生はこの世界を護ってこれていただろうか?』
木にもたれながら綺麗な青空を見つめる…
この空がずっとコレからも先続いていて欲しい
もう、あんな皆の辛い顔は見たくない…
『懐かしいな…ダークを知ったのは、我が…』
そう、我が王だった時にあの時はモルドレッドもまだこちら側に居て皆必死だったな…
1つ1つ想い出す、何故か想い出す想い出は自然とダークの事ばかりだ…
『助けた時は懐かしさでいっぱいだった…ダークは過去に我が助けた事など覚えていなかったようだが…』
ウトウトしながら懐かしむ…
あぁ…なんて居心地の良い時間であり空間だ…。
『ダーク…良かったじゃないか、あの時お前が前に進んだから今があるんだ…手を差し伸べて良かった。』
あの時に見えたダークの迷っていた瞳は今我を真っ直ぐ見つめる瞳へと変わった
流した涙は明日への希望へと変わった…
『…どんなお前でも…我は…小生は…好きだ。』
そよ風が吹く中でボソッと呟いた…
良いんだ本人には届かなくても、小生が分かっていれば
ふと、声が聞こえた。
"アルフレッド、ありがとう。"
朧気な感覚の中でふとダークが見えた…
あぁ…小生は会いたいという気持ちが強すぎて幻影を見ているんだな…
『ハハハッ、困ったな…小生は…』
幻影として見ているダークはいつも小生の思う事を囁いて…
"何だ?アルフレッドは俺に会いたかったのか?"
『ッ…小生は…』
手に持っていた本をドサッと落とした
つかさず耳を手で塞ぐが脳内に残るダークのイメージが止まらない…
"俺も…アルフレッドに会いたかった。愛してる…"
『…!!ッ…ダークゥ…』
止まらない…止まらない…
"アルフレッドは俺にどうして欲しい?"
…小生は…我は…ダークに…
『ずっと…一緒にいて欲しい。アーリーよりはとは言わない…小生も…』
"大丈夫だ…俺はお前を愛しているから…"
『ふぇっ!?』
ギューッと胸が苦しくなり涙が溢れた
両耳を両手で押さえるが意味がない
ゾクゾクした感じと幻影と分かっていてもダークというだけで喜ぶ身体が言う事を効かない…
お願いだから…ダーク…止め…
"ほら、もう俺でいっぱいだろ?アルフレッドはやっぱりヤらしいんだな?"
『ッッッッッ!!違う…違う…』
必死に抵抗するがビクビクと身体はずっと反応をしている…
小生は…何を…しにきたのだろうか…
"なら、もっと素直になれ…俺はアルフレッドの全てを愛してやるから…来い。"
微睡みの中で差し伸べられた手…
ダーク…
手を掴みかけた瞬間ガシッ!!と力強い手に握られた。
『アルフレッドっ!大丈夫か!』
遠くで聞こえるダークの声を聞きながら小生はそのまま意識を失った。
…遠くでダークの声が聞こえる
今日はアーリーの所で…
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初夏が始まる季節に小生はこの日ポカポカする空間でのんびりと珍しく窓を開けて過ごしていた…
『いい天気だ…』
外でも出て大きな木の側で本でも読もう
そう感じた小生はお気に入りの本を持ち
【無理をしない仕事の方法という題名の本】
外に出た。
『外など久しぶりに出たな…』
代表になり王をアクス(エクスカルペイトさん)にバトンを渡し暇が出来た…
今まで仕事ばかりの毎日で外に出たくても出れなくて…
『…小生はこの世界を護ってこれていただろうか?』
木にもたれながら綺麗な青空を見つめる…
この空がずっとコレからも先続いていて欲しい
もう、あんな皆の辛い顔は見たくない…
『懐かしいな…ダークを知ったのは、我が…』
そう、我が王だった時にあの時はモルドレッドもまだこちら側に居て皆必死だったな…
1つ1つ想い出す、何故か想い出す想い出は自然とダークの事ばかりだ…
『助けた時は懐かしさでいっぱいだった…ダークは過去に我が助けた事など覚えていなかったようだが…』
ウトウトしながら懐かしむ…
あぁ…なんて居心地の良い時間であり空間だ…。
『ダーク…良かったじゃないか、あの時お前が前に進んだから今があるんだ…手を差し伸べて良かった。』
あの時に見えたダークの迷っていた瞳は今我を真っ直ぐ見つめる瞳へと変わった
流した涙は明日への希望へと変わった…
『…どんなお前でも…我は…小生は…好きだ。』
そよ風が吹く中でボソッと呟いた…
良いんだ本人には届かなくても、小生が分かっていれば
ふと、声が聞こえた。
"アルフレッド、ありがとう。"
朧気な感覚の中でふとダークが見えた…
あぁ…小生は会いたいという気持ちが強すぎて幻影を見ているんだな…
『ハハハッ、困ったな…小生は…』
幻影として見ているダークはいつも小生の思う事を囁いて…
"何だ?アルフレッドは俺に会いたかったのか?"
『ッ…小生は…』
手に持っていた本をドサッと落とした
つかさず耳を手で塞ぐが脳内に残るダークのイメージが止まらない…
"俺も…アルフレッドに会いたかった。愛してる…"
『…!!ッ…ダークゥ…』
止まらない…止まらない…
"アルフレッドは俺にどうして欲しい?"
…小生は…我は…ダークに…
『ずっと…一緒にいて欲しい。アーリーよりはとは言わない…小生も…』
"大丈夫だ…俺はお前を愛しているから…"
『ふぇっ!?』
ギューッと胸が苦しくなり涙が溢れた
両耳を両手で押さえるが意味がない
ゾクゾクした感じと幻影と分かっていてもダークというだけで喜ぶ身体が言う事を効かない…
お願いだから…ダーク…止め…
"ほら、もう俺でいっぱいだろ?アルフレッドはやっぱりヤらしいんだな?"
『ッッッッッ!!違う…違う…』
必死に抵抗するがビクビクと身体はずっと反応をしている…
小生は…何を…しにきたのだろうか…
"なら、もっと素直になれ…俺はアルフレッドの全てを愛してやるから…来い。"
微睡みの中で差し伸べられた手…
ダーク…
手を掴みかけた瞬間ガシッ!!と力強い手に握られた。
『アルフレッドっ!大丈夫か!』
遠くで聞こえるダークの声を聞きながら小生はそのまま意識を失った。