『光の先の未来』

『…で、私の所に来たのね?二人で。』

『すまない…ソウルセイバー…』

『迷惑かけてすいません…ソウルセイバー母さん…』

『良いの、良いのだけどー何でこんな豪快に私が貴方達二人が手を握ってる光景を目にしないといけないのよー』

ソウルセイバーの部屋に着いて真っ先にツッコまれたのは我とダークが手を握ってる事だった…。

『それはだな、ソウルセイバー…』

『アルフレッド、それは母さんに俺から話す。』

我がソウルセイバーに話そうとした時、ダークが我を止めた
ダークは少し我から離れてソウルセイバーと話し始めた…

(大丈夫なのだろうか?急にダークと恋仲になったと伝えて…)

『はい、責任取ってアルフレッドアーリーと共にアルフレッドも愛していきたいと考えてます。』

『…ファントムに似てやっぱり貴方もかっこいい男性なのね。』

ソウルセイバーが愛おしくダークを見ていた…
性格が男前と言っているのか?
ファントムブラスターに似て?
所々で聞こえる言葉を我は不思議に感じていた。

『じゃあ…本題に入るわね、二人とも。』

『はい。』

『あぁ…』

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作者が長々と書くのが嫌だから時を進めたのは見なかったことにしてあげてくれ。

『で、アルフレッドが何故この姿になるかなんだけど…』

『…。』

『どうやらここ最近の感情で気が高まってるのが原因みたい…』

…???
原因を聞いた瞬間我とダークは互いを見合って目をパチパチして驚いた
つまりこの姿は我が興奮したりするとなるという事か?

『今まではならなかったのは?』

『きっと…そこまでアルフレッドを興奮させるモノが無かったのね…』

『…。』

もしや、最近ダークを想い過ぎて…
チラッとダークを見るとダークも我を見ていたらしく目が合い思わず勢いよく反らした。

『…アルフレッド。』

『…?何だ?ソウルセイバー?』

『髪…光ってるわよ?』

『ッッッッッ!!!!!!』

ソウルセイバーに髪を指摘され思わず勢いよく髪を両手で持ち軽くパニクっていた。

『アルフレッド!!落ち着け!!』

『ーッ!!』

ギュッと身体を抱きしめられて少しは落ち着いた…
今まで知らなかった感情が身体中に駆け巡っていて
こんな気持ちは初めてで…
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