少しクロスさんが残念そうな表情をした後、ヒヒヒッと笑いその後は私をずっと見ていた。

『今から、クロスに…お前の身体を見てもらう。何かあったらヤバいからな？身体検査だな！』

『ちょっとだけ…失礼しま…』

暫くの沈黙の後にグレーくんは私の身体をクロスさんに検査させる為に触れさせようとした…

『…ク、クロスさんっ…』

『…？はい？どうかしましたか？』

女性経験が無い私は流石にと感じ顔を赤らめてクロスさんに抵抗してしまった。

『そ、その…女性にこんな…』

『…!!あぁーなら、これならどうですか？』

そう言って恐らく彼女の能力…いや、多分グレーくんが与えた能力で彼女がヌーベルに姿を変えた。
凄い…まるで本人みたいだ…

『"僕"になら大丈夫ですよね？えっ...と…』

『…ブライトレクス・アークだ。
ヌーベルからは良くブライトと呼ばれていた…』

『では、ブライト！ささっ！僕に身体を見せてくださいねぇ～』

少し意地悪な表情のヌーベルを見て彼女の能力が可愛いものと知り
懐かしんでいたら服を大胆にガバッ!!と胸元を広げられビクッ!!とし
目を見開いて驚いた。

『…あ、ヌ、ヌーベル？』

『はい？大丈夫ですからねぇ～』

『そ、そうじゃなく…っ…く、くすぐった…』

さわさわと身体に触れられて羞恥と擽ったさが同時に駆け巡り笑いそうになった。

『…上半身は問題はなさそうですね？では…』

と言って次にヌーベルがいや、クロスさんが手を差し伸べたのは私のスボンで…

『…!!っ…もう、良いからっ…お、お願いだっ…や、止め…』

『ヒヒヒッ…それで、僕が止めると思いますか？ブライト？』

へっぴり腰でその場から逃げようとしたらヌーベルになった彼女に馬乗りにされ…

『…っ…あっ...嫌だぁぁぁーっ！』