『偽善の嘘つき者と禁忌を犯し運命者』ゾルガネイダール&ライアーエクシード

『…嫌いじゃないよー?ほら、俺っち達は兄弟だからさー』

…はい、嘘。予想通り…ま、バスカークと名の付いたユニット以外は興味ない
と感じていたけどね!

『わぁーサンキュー!!俺もネイダールさんは大好きだよーバスカークくん達が
羨ましいぜ!』

『…話し方俺っちよりヤバくない?面白い子だねぇ~?』

ふと彼を見ると頭の上に【好】という文字が見えた
人に好かれたことがあまり無いから好かれると相手に好感を抱くタイプか…

『そうかな?ネイダールさんは声が低くてカッコいいし、背が高くて
モデルさんみたいだし、目が綺麗で良いなぁ~!!』

『ちょっと…凄く褒めてくるね?でも、真心…なんだよね?』

『当たり前だよー嘘付いてないからお世辞じゃないよ?』

『…だ、だよね?あ、ありがとうねーアハハ…』

照れてる?簡単な特徴を言って肯定してるだけなのに?やっぱ飽きないね!
後…チョロいな…こんなチョロくて良いのか?

『いいお相手さん居て幸せそうだなーバスカークくん達!!俺もこんな素晴らしいお相手さんいつか出来るといいなー』

『ライアーくんなら出来るって!!君は良い子なんだからさー俺っちも応援してるよ~』

俺の両手を自分の両手で包みながら笑顔で励ましたつもりでいるネイダールさん…
別に相手など居なくても俺は自由で居られるから気にしないんだけどさー
ま、レイの隣にいたらいつかは…って無い無い!!

『ありがとう!!俺も君たちがずーっと幸せで居られるように願ってるわ!!』

『…最初疑っていてごめんね、話してみたら良い子だから今度はレミニセンスくんに部屋に入れて良いって
伝えておくねーまた、遊びに来てね!!』

そっかー次はレミニセンスと話すのも有りかなー俺はネイダールさんと手を握り合いながらそんな事を思っていた。

3/7ページ
スキ