『夢うつつの幻』ゾルガネイダール×バスカークレミニセンス

夢うつつの中で何度も見た空想が今本人が叶えてくれている…
でも、ワタクシ…はダメ………そんな…立場では…と考えて動こうとした
瞬間彼に囁かれた。

『かぁいいねぇ〜やっぱり君はかぁいいねぇ…………今は君と俺っちしかいない…何も気にしなくていいよ。』

『ッ…声っ………』

囁かれただけでこうなるなんて
ワタクシは焦りながらも彼から力無く暴れとりあえず離れた。

『ありゃ?嫌だったかい?』

『ッ…アナタなら今ワタクシを…見たら…分かる………はぁ…
"幸せ……ネイダールさんの声が頭の中で何度も響いて…ダメです…
もうネイダールさんでいっぱいなのに……はうぅぅっ…ネイダールさん
好き好き好き好き好き好き愛して………ます………"』

『凄いねぇ〜そんなに俺っちが大好きなんだ?じゃあ、もう少し酔って素直になるかい?』

『え……????』

ネイダール兄さんはクスッと怪しく笑ってワタクシに再度近づくと
壁に追い詰め逃げれ無い状況で抵抗も虚しくネイダール兄さんの
口を通じてお酒を何度か飲まされた
身体が熱くて………ネイダールさんの………キス………優しいから好き……

『ありゃりゃーレミニセンスー茹で蛸になっちゃったねぇー』

『キス………えへへ……ネイダールさんの………優しいから……好き…です………好き好き好き好き…』

余韻を噛み締めながら笑って彼にワタクシが伝えると彼は目を
見開いて………〈照〉?照れていた。
口を手で隠しながら真っ赤な顔をして………

『あ……うん、あ、ありがとねーお、俺っちも…す………うわっ?レミニセンスくーん?どしたの?』

照れた彼を見るのは初めてで思わず可愛かったから押し倒し返した
目をパチパチしながら焦っている彼を見ながらワタクシはお返しに
彼から教わった幸せのキスをしてあげた

『ッ…レミニセンスっ…君………』

『今日は…いいんですよね?ネイダール…さん。
"あぁ…この胸の鼓動も…この長くて綺麗な髪も…淡い光で輝いている
この瞳も…逞しく男らしさがある手も…そしてワタクシを離さない
この唇も………全て…全て…今は…今だけは…ワタクシの……』
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