『魔を司る黒ウサギと海賊の王』ゾルガネイダール&光バスカーク
彼に呼ばれふと気がつく、彼の顔が見れない…………
ドキドキドキドキ………心臓の音が…………
『はひっ!あっ…そ、そうですね!!では、黒ウサギさんで
帰りましょう!!!!』
声が上擦りながらもワタクシはゾルガさんに伝えると彼は
何かを察したのか黒ウサギさんになってワタクシの腕の中に
入ってきた。
『いつも彼はこう…僕を腕に抱きかかえて歩いているんだ。』
先程とは違い落ち着いた口調で話すゾルガさん…………
結局彼の名前を聞く事は出来なかった。
--------------ブラントゲート
『くしゅんっ!もう少し厚着をしてこれば良かったですね…………』
『…全く、君もタコちゃんに似て抜けているね…はい、僕がいつも
人型になった時に着ているロングコート、あげるよ。』
ゾルガさんはワタクシが寒がったのを心配して自分がいつも着ている
ロングコートを渡してくれた。
少し大きい彼のコートを着ながら歩いていると自分に似た男性が
遠くで叫んでいた…
『黒ぴょん先生ーっ!どこに行ったんですかぁー黒ぴょん先生ー
っ…………アナタが居ないとワタクシ………うわぁぁぁん!!』
その男性は大泣きしながら誰かを探していたようでワタクシの腕の
中のゾルガさんが離れて彼の元へ近づいていく…
『タ〜コちゃん!!俺っちここに居るよー?何?寂しくて泣いちゃ………
うわっ!』
『グスッ………グスッ………良かった………ネイダールさんっ………
心配したんですよっ…………ご無事で………良かった………ですっ………』
『うん、ごめんね…バスカーク………もう大丈夫だよ。』
ワタクシは遠くからその光景を見ながら笑って二人に近付いた。
ドキドキドキドキ………心臓の音が…………
『はひっ!あっ…そ、そうですね!!では、黒ウサギさんで
帰りましょう!!!!』
声が上擦りながらもワタクシはゾルガさんに伝えると彼は
何かを察したのか黒ウサギさんになってワタクシの腕の中に
入ってきた。
『いつも彼はこう…僕を腕に抱きかかえて歩いているんだ。』
先程とは違い落ち着いた口調で話すゾルガさん…………
結局彼の名前を聞く事は出来なかった。
--------------ブラントゲート
『くしゅんっ!もう少し厚着をしてこれば良かったですね…………』
『…全く、君もタコちゃんに似て抜けているね…はい、僕がいつも
人型になった時に着ているロングコート、あげるよ。』
ゾルガさんはワタクシが寒がったのを心配して自分がいつも着ている
ロングコートを渡してくれた。
少し大きい彼のコートを着ながら歩いていると自分に似た男性が
遠くで叫んでいた…
『黒ぴょん先生ーっ!どこに行ったんですかぁー黒ぴょん先生ー
っ…………アナタが居ないとワタクシ………うわぁぁぁん!!』
その男性は大泣きしながら誰かを探していたようでワタクシの腕の
中のゾルガさんが離れて彼の元へ近づいていく…
『タ〜コちゃん!!俺っちここに居るよー?何?寂しくて泣いちゃ………
うわっ!』
『グスッ………グスッ………良かった………ネイダールさんっ………
心配したんですよっ…………ご無事で………良かった………ですっ………』
『うん、ごめんね…バスカーク………もう大丈夫だよ。』
ワタクシは遠くからその光景を見ながら笑って二人に近付いた。