『交渉仲間【エモノ】に嗤う深海の商人』闇ゾルガ×バスカークオクトプス

『交渉成立しましたね、ありがとうございます…
アナタの喜びの感情頂きますね。フヘヘハハッ!!!!』

…………怖いけどカッコイイ。
初めて見るタコちゃんの姿に俺っちはずっと硬直していた…

『……ッ…………』

『おっと!タコちゃん!!大丈夫?』

『す、少し疲れました…………良かったです…黒ぴょん先生を…
護れ……』

ふらついたタコちゃんの身体を支えるとタコちゃんは自分が無事な
事を確認すると
安心したのかタコちゃんはいつもの姿に戻り俺っちの腕の中で気絶
してしまった。
髪が戻り表情もいつもの表情に戻ったタコちゃんの姿に俺っちも
安心と同時にコレは絶対怒らせてはいけないなと決めたのであった。

------------------------------------次の日

『うわぁぁん、黒ぴょん先生ー!ワタクシの何処が駄目だった
んでしょうかぁーお相手さんに怖がられましたぁー!!』

今日もタコちゃんは俺っちの隣に居てうわぁぁん泣きしている
今回はバミューダに行き友達作ろうとして笑ったら怖がられた
らしい…タコちゃんの笑顔…………可愛くて俺っちは好きだけどねぇ?
何がいけないんだろうねぇ?

『どうしても人前では緊張してしまい…どうしたらいつも通り
笑えるんでしょうか?』

『なになに?タコちゃん?やっぱり俺っち居ないと寂しいのかなぁ?』

からかいながらいつも通りタコちゃんに伝えると彼は顔を上げ
僕を見た後苦笑じみた笑いで可愛く笑った………

『はいっ!ワタクシにはやはり黒ぴょん先生が居ないと…』

側に居てあげないとダメなタコちゃんの姿も俺っちを救おうとした
あの姿も過去も今も未来もどんなタコちゃんの姿も全て自分は好き
なんだなぁ…と自覚した。

『黒ウサギ姿で側に居てあげるから、頑張ろうねぇー』

-------新しいタコちゃんの姿知れて俺っち良かったよ飽きないねー君は。

END
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