『もう一度君へ…』 闇エクシード×アルフレッドギルト

ギルトside

久々にグレー様に会いに行き長くエクシードを留守番させてしまったなと感じ小生はディストピアより早く帰宅するようにした
周りの部下達に凄く挨拶されて大変だった。

『小生はアルフレッド様では無いのだが………』

いや、アルフレッド様なのか?ジョーカー達はどう対応していたのか
今度ディストピアに相談してみようと部屋の前まで来た瞬間ゴンッ!!という音がして焦りながらドアを開けるとエクシードの様子がいつもと違い…………

『"憎しみ"、"自己嫌悪"、"愛憎"、"怒り"……………』

彼の周りに負の感情しか見えない事を知った小生はデータ元である
代表の時代のアルフレッドになり過呼吸になったエクシードを抱きしめた。
愛の言葉を囁くとエクシードの周りが"愛情"と"安心"の感情が見えた
正しくは眩しいオーラが見えた…
そのままエクシードは大人しくなり小生の腕の中で泣き疲れて寝てしまった。

『良かった、もう小生で泣く君は見たくないんだ…
大丈夫、小生はいつまでもエクシード君を愛しているから。』

彼をベットに寝かしつけ優しく頭を撫でて手をギュッと握っていてあげた
ディストピアがエクシードは手をギュッと握ってあげると嬉しいらしいというのを聞いたからしてみた。

『………アルフレッド?』

『ん?どうしたんだ?エクシード?小生はここに居るぞ?』

暫くして薄く目を開けたエクシードが寝ぼけ眼なのを察し小生は彼の大好きなアルフレッドになってあげた。

『ちゃんと…仕事しないと…君は…王なのだから………』

『そうだな、我はしっかりしないとエクシードに申し訳ないからな?ありがとう…』

感謝の言葉を述べた瞬間ガバッ!!と勢いよくエクシードが起き上がり
小生の首元を握りしめて睨まれた。

『君はっ…いつだってそうだった…私の言う言葉を否定しないし
私が責めても謝ってばかりで…………』
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