『いつかまた、この場所で会えたら私の名前を呼んでください』アルフレッド×ヴィサス(ジョーカー)

『今日は一緒に来ていないのか?養母のジョーカーと…』

アレなら養母のジョーカーにだけでも会ってお礼が言いたいと考えた小生は彼に問いかけた。

『お義母さん?今、エクシードと話していてーあっ!出て来た!
お義母さん!大丈夫?エクシードに何かされなかった?』

丁度エクシードの店からジョーカーに似た姿の養母らしき姿が見えた
ヴィサスと同じ光が…なる程他世界のアルフレッドの光か。

『ん?大丈夫だよー全く、ヴィサスは優しいんだねー
ありがとう!!屋台のご飯美味しくて沢山食べちゃった!!』

『そんなに…美味しかったの?』

『ふふっ!!アルフレッドが入れてくれる水よりは美味しくは無いけど味は悪くなかったよ?』

『お義父さんの汲んでくれる水が美味しいの分かる!!わたしも大好き!!』

………す、凄く仲が良くて話しをしたいが中々間に入れない!!

『あっ…そちらの方は…………』

『…えっと、小生は……………』

『お義母さん!コチラはーいつもわたしが話してるアルフレッド!!
こう見えてドジでかわいいんだよー』

『アハハ!!やっぱりどの世界でもアルフレッドってかわいいんだね!あっ!でもヴィサスもかわいいよ〜!!』

『ふふっ!!お義母さんとお義父さんの子だし、グレー様の子だからねー!!あ、わたし少しだけエクシードと話があるから!!』

とヴィサスは養母を置いてエクシードの屋台に向かっていった。
残された小生はとりあえず養母のジョーカーに頭を下げ砂浜に座ろうとした…

『アルフレッド様!ちょっと待ってくれないかい?
…………よし!どうぞ!』

養母のジョーカーはいつもの事なのか慣れた手付きでレジャーシートらしきものを敷いて小生を座らせた…
良妻とは正にこういう事を言うのか……………す、凄い。
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