オマケ
【プロトとエクシードさん】

『ねぇプロト…』

『"何だい？エクシード？"』

『君は今のままで良いと感じているのかい？』

『"実はね…私にも分からないんだ…このまま彼の近くに居て良いのか…"』

『…だよね、君は私自身だから分かるよ。
でもね…プロト…。』

『"…!?"』

『大丈夫だから…私もジョーカーも君を恨まないから…君は幸せになるんだよ？私の代わりにお願い…
アルフレッドと…ッ…幸せになって…』

『"エクシード……………"』
(エクシードが泣いている…でも、悲しい気持ちでは無さそうだ…)

『ずっと…彼を好きで居て…いつの間にか3000年経っていた
辛かった、記憶を失いその間も私では無い私と共にいた彼はもう
2度私を選んではくれないしあの頃には戻れない。
だから…あの時の私である君が私の代わりに…素直になれなかった私達を助けるつもりで彼と幸せになって欲しい。
二人に似た子と私とディストピアの子が仲良く遊ぶ光景をいつか見れたらいいなぁ………』

『"分かった…君の代わりに君の描いた未来を叶えに行くよ…　
エクシード、その時は素直に祝って欲しい…君の夢が叶ったと…
私に笑いかけて欲しい。"』

『ッ…うんっ………プロト…生まれてきてくれてありがとう…
私は二人のアルフレッドを見ないといけないから、君はジョーカーとアルフレッド…そして…君の子を………』

『"もし、生まれたら君とアルフレッドの子でもあるから是非可愛がりに来て欲しい!!彼も喜んでくれるよ!エクシード…笑って…
もうすぐ私達の辛い日々が終わりを告げるのだから…"』

『…ありがとう、プロト。』