『いつまで経っても忘れないように………』プロトジョーカー×アルフレッド

部屋の中がシーンと静まり返り彼と私だけになった…
ドキドキドキドキ…胸の鼓動が煩い…彼に聞こえないか心配だ。

『"ッ…アルフレッド…愛してるよ………うーん………エクシードみたいに言いたいのに………上手く言えないなぁ………もう少し…
ア、アルフレッドを好きなんだからねっ!………じゃない気がする………アルフレッド………好きだよ…君をずっとずっと…。
コレだ………キャッ!!!"』

エクシードみたいにアルフレッドに優しい言葉で愛を伝えたいと考えて練習してみた…上手くできないからディストピアに言っていた時みたいに言っていたらグイッ!!とアルフレッドに引っ張られて抱きしめられた。

『…小生も愛してる。』

耳から脳内に直接声が響き息が止まる気持ちになった………
ギューッと胸が苦しくて身体が熱くなった
え?え?私がコレを聞いて…………

『エクシード、小生も君をずっと愛してる。
だからっ…君もっ……』

アルフレッドの抱きしめる力が少しだけ強くなり声が焦っていた
ギルトみたいな事を言う彼を優しくポンポンっと背中を擦りエクシードの代わりに答えてあげた。

『"うん、私も…ずっと君だけを愛してるよ。
何年経っても君だけを愛してる…アルフレッド…好きだよ。"』

『小生も…ッ…あっ…プ、プロト?』

アレ?もう気付いたのかい?ウットリした表情からハッ!!と気付いた表情に変わったアルフレッドが私を見ながら青ざめていた…
あれはやってしまったぁぁぁー!!の時の顔である。

『"ん?おはよう!!アルフレッド!!"』

『い、今は…昼だぞ?プロト?』

『"うん!そうだね!"』

ニコニコと笑う私をあわあわとした表情のまま見つめるアルフレッド
私は別にエクシードに間違われても気にしてはいないんだけど…
だって私はエクシードなんだから問題は…………。
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