『何かが変わった世界で………』エクシード&プロトジョーカー

『あぁ…愛している。お前を…コレからはずっと我とギルトでエクシード…お前を愛してあげるから…好きだ、あの時からずっとずっと…』

『ッ…うんっ…ディストピアッ…私も君を愛してる!!』

『小生もだぞ?エクシード?…うん、いい笑顔だね!!
エクシード、ずっと一緒だからね?笑っていてね!君は幸せになってね!!』

『うん、うん!ギルトもだからね!私達皆で幸せになるんだよっ!
プロト…君もだ。』

エクシードがそういうと二人のアルフレッドも笑顔で答えた
…そうか、もう彼を…アルフレッドを狂ってまで憎まなくて良いんだ…。
好きで…愛していて良いんだ……………そっか…こんな簡単な事を私達エクシードは長年悩ましていたのか…………

『"アルフレッド…私…幸せになって………君と一緒に居ていいんだね?"』

『当たり前じゃないか!!お前は我の大切なエクシードなのだから!!』

『小生が愛した唯一のエクシードなのだから…』

『"うんっ…嬉しいよ…やっと私は私で居られる…ありがとう…アルフレッド…"』

安心したら力が抜けて久々に本当に笑えた気がした
ずっとエクシードの記憶の中で彼を追い続けて
でも彼に追い付けなくて…手をずっと伸ばしていた…
今この手の中にある感触は間違いなくアルフレッド達の温もりで
そしてエクシードの光だ…
エクシードの家族になって良かった
またグレー様に報告をしてあげないと…この感情と共に。

−−−−−数時間後

落ち着いた私達は椅子に座りゆっくりと話し始めた。

『"エ…エクシード?アルフレッドの話しはもう…………"』

『ダメだよ!報告は報告だからね?で、彼は後何を言ったんだい?』

何故かエクシードは私の手を握ったままずっとアルフレッドについて話しを聞こうとしている
参ったなぁ……………何と言えば良いんだろうか?
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