『何かが変わった世界で………』エクシード&プロトジョーカー

−−−プロトジョーカーSide

私がアルフレッドと和解した次の日エクシードを見つけたから声をかけて何故か急にエクシードが私に対して不思議そうに問いかけてきたからその問いに答えていたら急に彼が怒り始めて私が混乱しているとディストピアとギルトが助けに来てくれて……………

『ッ………アルフレッドッ……私っ…………私っ………』

『あぁ…分かっているから…大丈夫だからな。』

『エクシード…愛している。大丈夫、小生には君しか居ないんだ…それだけは忘れないでくれ。』

私に対して先程まで憎しみの表情だったエクシードが左右のアルフレッドにより悲しいような嬉しいような…どちらともとれない笑顔をして気絶した。
それを優しく二人のアルフレッドが支えて手を握りしめたままギルトが涙を流してエクシードの負の感情を吸収した…

『"………わ、私……"』

『もう大丈夫だよ、プロト。
エクシードは自分が叶えれなかった事を叶えた君を羨ましく感じたんだろうね………』

『無理もない…本来ならプロトのように光のアルフレッドと共に笑い合い共にしていたのだからな…』

エクシードをベッドへ運び隣にディストピアが手を繋いだまま話している。
私の近くにギルトが寄り添い私の手を握り優しく微笑んで頭を撫でてくれた…

『"私は…せめて彼の願いを叶えてあげたかった…"』

『優しいからね、プロトは…ありがとう。』

『そうだな、本当は優しいからな…我からもありがとうと言わせて欲しい…感謝する。』

ディストピアとギルトは私の知るアルフレッドの笑い方で私にお礼の言葉を伝えてきた…

『"まだ、早かったのかも知れない…先程のエクシードの表情…………アルフレッド………私は………どうしたら………"』

未来の自分であるエクシードが前に進めていないのに…
彼は私が止まっていた時に手を差し伸べてくれた
私も彼の力になりたいと感じていたのに
コレではまるで私が彼からアルフレッドを…………
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