『君と過ごした想い出を……』プロトジョーカー×アルフレッド

彼にいつか小生以上の愛しい人が出来ますようにと心の中で祈りながら背を向け小生も城へ帰った。

『今でも愛している…か…………
エクシード、君も小生と同じ気持ちなんだな。』

誰にも聞こえないくらい小さな声で囁いた…
さざ波の音だけが静かに流れ足を止め月を見つめた。

『エクシード…君も十分小生からしたら輝いていて眩しい存在なんだぞ?全く…どっちが鈍感なんだろうな?』

1人笑いながら月を背中に再び歩き始める
夜の月と海しか知らない二人の姿
この夜もいつかは過去になるけれどいつの日か笑い合えた日に今日の事を笑い話に出来たら良いなと思いながら
小生はゆっくり歩いて帰った。


−−−君と過ごした想い出を想いながら歩く道は
いつもより楽しくそしてちょっと切なかったよ

End
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