『君と過ごした想い出を……』プロトジョーカー×アルフレッド

『"本と…………ッ………!!!
アルフレッドっ!!どうして私じゃなかったんだいっ!どうして私じゃダメだったの?
私を選んで欲しかった!!私は今も君しか居ないのにっ!!
どうしてっ…どうして…………うわぁぁーっ!!!"』

泣きじゃくりながら小生の腕の中で叫びながら本音を話してくれた彼の頭を撫でながら宥めた。


『…すまなかった、エクシード。
君はずっと小生の唯一無二の友で側近だったから
君の気持ちに気付かず甘えていたんだ
ありがとう…ずっと小生をいや…我を好きになってくれて…
我も…君を愛している。エクシード…コレからも小生と共に居てくれ…ワガママですまな…いふぁい!!いふぁい!!』

彼の気持ちに応えなければと返事をしていたら彼が急に両頬を引っ張り普段の彼とは違う………エクシードの表情になっていた…少し目つきが悪くて頬を膨らまして………

『"バカッ………ずっとずっと…側に居ます…こんなっ…
バカな元王の隣なんて…私しか立てないんだからね…
そんな…バカな所も、私を見捨てない優しさも…
全部好きで愛してる…アルフレッドは私にとって光であり太陽みたいに温かい存在なんだからっ………"』

『エクシードも眩しい存在だからな?君は気付いていないかもだが小生はいつもさり気なく君を見ていた…
朝の挨拶、書類整理中の小生に対する気遣い、仕事以外何も出来ない小生の代わりに身の回りのお世話あと…………』

『"わぁーっ!え?アルフレッド…?君…そんなに私を見ていたのかい?"』

『後は…会議に行くときのお見送りとか!!付き添いしてくれた時も…』

小生はどんどんと彼との想い出を語ると彼は驚き戸惑った後なんとも言えない綺麗な笑顔を見せた…………
夜の月に照らされてキラキラと光る彼は正に太陽の反対側に居る月のようだった。


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