『それは私ではないから…』プロトジョーカー×ディストピア+???

『ハハハッ…エクシード、また君は…相変わらずだな?』

『ここは私の部屋だからね?ただ、広いだけだと寂しいと思ったからだよ?』

そうか…ギルトは彼のこの優しさを受けて罪悪感を消したんだね
私も彼の家族になれば笑顔になれるかな?
ニコニコと笑っていたら先程まで泣いていたディストピアが優しい表情で私に笑顔で応えてくれた。

『何も気にしなくていい、エクシードはプロトが…いや、過去の自分自身を助けたかったのかもしれない。
我も君を助けたい…大丈夫だ、今も昔も我々は唯一無二の友だこれからもな!!』

『"アルフレッド…様っ………うんっ…!!!"』

『って、私のアルフレッドであるディストピアはあげないよ?それだけはわきまえて欲しいね。』

『エクシード…今はダメだよ?ほら、君のアルフレッドは小生も居るんだから…ね?』

『仕方ないなぁ…落ち込んだ日限定で許してあげるよ…もー!』

『ありがとう、小生はそんな優しいエクシードが大好きだ。』

『…ッ!!余計なお世話だよ!…ありがとう。わ、私も好きだから…。』

『うん!!』

ニコニコと皆が笑っていて…あぁ…あの日彼が私が夢見ていた事が現実になったなって感じた。

『コレからも宜しくね!プロト!!』

エクシードが手を差し伸べるその手を握り返し笑顔で答えた!!

『"うんっ!!宜しくね!"』

こうして私は彼達の家族になった
私はエクシードでは無いけれど記憶の中に彼の記憶があるならもしかしたら私は………エクシードなのかも知れない。

END
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