『伝えたい言葉はもっと優しい言葉で………』闇エクシード×ディストピア

『そうとなれば今から皆で名前を決めないかい!!
うーん…私とディストピアの子だから…ブラスターを付ける?』

『うーん…リガーレ(繋ぐ)はどうかな?人の絆を繋ぐ優しくて良い子みたいな?』

『お前達…気が早いぞ?まだ……生まれて……』

『後は私達の希望を叶えてくれたという意味で
アルズ(希望)はどうだろうか?!』

二人は我の制止を無視して子の名前を決めだした
何だか最初から決まっていたかのような付け方だな………

『後は…ディストピアが反理想郷だからこの子は逆にユートピア(理想郷)で!よし!並び替えてー!!』

『早いな決まるのが………。
"ブラスターアルズ・ユートピアリガーレ"か…
いい名前だな。』

『『でしょう!彼が考えてくれたからね!いい名前に……』』

『ハハハッ…声揃い過ぎだな?流石は親子だな?子は親に似るんだな?』

3人で笑いながら次の家族になる子を待ち遠しく待つ…
名前の通り皆を繋ぐ希望の子になってくれる事を切に
願う。

『まぁ…私とギルトは親子だしね?』

『データベースはアルフレッドなんだけどね?』

『それは言わない約束をしたじゃないか!』

『え?小生は記憶に……エクシード?また勝手に約束追加したのかい?』

『え?あっ…んんん?分からないなぁ………アハハー!!』

『ダメだよーエクシード?君は相変わらずだね?』

机に置かれたご飯を二人は食べず互いを追いかけ回してドタバタしている…
あ~あ、もう冷めてしまったじゃないか…ん?しかし冷めても美味しいとは!!流石はエクシードだ!旨い!!

『えー皆で食べるのが普通なのに………何で君は先に食べるんだい?ディストピアー!!』

『え?ハハハッ…すまな……』

『後で家族会議だからねー!もう、二人共許さないからね!!』

『『えー!!!!!!!』』

コレから生まれてくる子がこの環境に居られるか心配な我なのであった
すまないな…生まれて来たその時は……頼むぞ…ユートピア。

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