『伝えたい言葉はもっと優しい言葉で………』闇エクシード×ディストピア

いつもの日常が戻った
彼と出会い今が楽しいと感じている…
光のアルフレッドが望んでいた未来を我は今握りしめているんだ
ギルトもきっと気持ちは同じに違いない。

『ディストピア…うん、良い笑顔だね?手…貸して?』

ギルトが確認するかのように手を差し伸べた
その手を我が握り返すとギルトは綺麗な涙を笑いながら流した………

『うん…うん…凄く君は彼に愛されているんだね…
嬉しいな…小生はそんな二人の息子なんだから…
…………ずっとずっと仲良しで居てね…約束だよ。』

上手く笑えないギルトが頑張って困ったような笑い方に似た笑い方して伝えてきた…
我も苦笑じみた表情で笑って答えた。

『あぁ…もうエクシードは間違えた道には進まないさ…
我も彼に愛されてると知ったからな、それに………』

『っか何を二人で話しているんだい?私を差し置いて!!
家族なんだから皆で………』

『エクシード…実はだな、我の闇とお前の光が…その…』

『ん?相性はいい筈…………』

『…良すぎてだな?その…夢の中で…我とエクシードに似た一人の子を見たんだ………だ、だから………だな?』

『ッッッッッ!!!本当かい!?私とディストピアとの間の………どうしようか!ギルト!!君はお兄ちゃんになるんだね!』

キャッキャと騒ぎながら喜んでいるエクシードを見ながら我は笑顔でいた…

『ハハハッ…お兄ちゃんも何も…小生は……』

『いや!君は私とディストピアの子でもあるからね!
長男だから!忘れないでくれ!あぁー今から楽しみだね!家族が増えるね!!…………また宝物が増えるんだね……幸せだよ。』

よかった…エクシードが笑っていてくれて…
生まれてくる子がエクシードみたいにカッコいい子だと
良いな………
我に似てもロクな事は無いからな……髪が長いし表情は乏しいし無口だし……
うっ…自分で言っていて悲しくなってきたな…………。
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