『ありふれた日々の記憶』ジョーカー×アルフレッド+エクシード

そう、彼は私の中にある記憶なのだ
こんな時エクシードはどう考えるのか?ディストピアならどう返してくるのか?何故かそんな事ばかり考えてしまう…

『アルフレッド…』

『ん?どうしたんだ?ジョ……カー?』

ギシッ!!と音を立てて彼の体を押さえて目を合わせながら名を呼ぶ
少し照れた後彼はビックリしながら私を見つめている。

『…エクシードじゃなく、私ではダメかい?』

切なく囁くとアルフレッドは複雑そうな表情をした後黙ってしまった…

『駄目じゃない………けど………』

『私ではエクシードの代わりにはならな…』

『違うっ!!ジョーカーはジョーカーだっ!彼とは違うんだ!だからっ………』

泣きそうな表情をしながらアルフレッドは私を見て必死に訴えてきた…………
彼がそんな感じなのに何故か私は笑顔で
あぁ…かわいいなぁって………………。

『う、うん。』

『だからっ…ジョーカーはジョーカーのままで小生に………??何で笑っているんだ?』

『ううん、悪い意味じゃないよ?
優しいなぁって………眩しいなって…………』

『??小生は光ってな…………』

『愛してるよ…アルフレッド…ずっと一緒に居てね?約束だよ?』

おデコにキスをして誓うアルフレッドがエクシードを思っていても私が彼を愛していれば問題はないんだ………
再び約束をする今度は破らない約束を。

『当たり前だ!今度は破らないし離さないからな!
ジョーカー!!ずっと小生はお前も好きだからな!』

『ッ………!!!うんっ!私もっ…好きだよっ!』

嬉し涙を流しながら先程の不安を消した
今頃ディストピアもエクシードに不安を取り除いてもらってるかな?
そんな事を考えながらアルフレッドの隣に笑いながら寝た…

---------過ぎ去った時の記憶がたまに邪魔をするけど
私は私で良いとアナタが言ってくれたから私らしく
居ようと思ったよ。

END
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